前回のミサイル実験で、国連は、議長声明で非難しました。今回の核実験は、それに対する反発だと、北朝鮮はかたっていますが、追い詰められた北朝鮮は最後の切り札を出して、アメリカを脅迫し、体制保障と援助を導き出そうとしています。
今回の実験で、国連安保理は、前回の議長声明よりより強い、制裁決議がされるかもしれませんが、北朝鮮には、ほとんどこたえないでしょう。日本政府も、さっそく、麻生総理の非難声明を発表して、さらなる、わが国独自の制裁の検討にはいりましたが、日本の経済制裁はほとんど効果はないでしょう。
やはり、今回は、北朝鮮との貿易の割合が80パーセントをしめる中国に働いてもらわなければなりません。今や北朝鮮の経済は、中国によって成り立っています。北朝鮮をおとなしくさせるには、中国が、半年も輸出を全面的に、停止すれば、OKです。これで、北朝鮮は干上がります。しかし、それは、無理でしょう。中国は北朝鮮の友好国ですから。
日本としては、独自に打つ手はありません。アメリカと協調して、中国を動かして、北朝鮮を静かにさせるしか、ありません。
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