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名古屋で歌舞伎を観ると言ったら、御園座でしょう。他の劇場でも見られますが、御園座は歌舞伎仕様につくられています。その御園座では年間公演の半数近くが歌舞伎公演に当てられています。近年、歌舞伎離れが進み観客動員が減少しています。4年連続の赤字決算が続き、借入金の額も膨らんでいます。
その御園座では根本的な赤字解消策が見えない中、さよなら公演と名付けた公演を1年間展開中です。5月には島津亜矢、6月には渦中の小林幸子、7月には前川清、さらにGACKT、五木ひろし、北島三郎、と大物演歌歌手を取り揃えて、集客をはかります。
一方、歌舞伎のほうも六月大歌舞伎と名付けて、市川団十郎、市川海老蔵、片岡孝太郎を2013年の3月歌舞伎では4代目市川猿之助襲名披露公演が予定されています。
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