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このダイヤ第一主義が2007年4月25日の福知山線で107名が死亡した列車脱線事故をおこしたのではないでしようか。列車の遅れを取り戻そうと急カーブを制限速度をはるかに超えるスピードで運転し、大事故をおこしました。運転手の勤務成績は列車を定時運行することで評価されます。鉄道マンは定時運行が当たり前という教育がしみついているのでしよう。
今回の場合博多―東京間はJR東海と共同運航しています。とにかく定時に新大阪まで運行しなければという使命感が共有された結果、異常事態でもイケイケゴーゴーで運転されたのでしよう。
日本では鉄道もバスも定時運行が当たり前と国民も思っています。重大事故を起こすような異常状態でも、とにかく時間厳守で仕事をしようと社会ができあがっています。外国では列車の遅延は当たり前だそうです。5分や10分の遅れは誰も気にしないそうです。日本人もゆったりと生きていきましよう。
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