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昭和30年代には2341万トン生産していた米は800万トン前後と3分の一になりました。それでも米あまっています。日本人が米を食べなくなったからです。
しかし、米あまり状態なのになぜか昨年は米価が高価格で推移しました。高くなれば当然消費もおちます。普通、消費が落ちたら米の価格は下がりますが、そうならなかったのです。結果、相当量の24年度米の在庫が売れ残っているのです。
そして25年度米がではじめました。価格は比較的弱含みで推移しています。銘柄によっては24年度米のほうが高価格です。こうなると米の販売業者のやることは1つしかありません。25年度の新米に古米として混入させて、売りさばくのです。
今年は古米混入事件が多発するでしょう。
追伸
イオン中国米混入事件ー中国は世界最大の米輸入国です。13年には320万トンの輸入が予定されています。ちなみに、日本から中国への輸出は12年度で34万トンでした。中国は2億トンの米を生産しています。それでも不足しています。ああそれなのになぜ中国から日本に米が入ってくるのでしょう。中国国内でさばくより、日本に輸出すれば高く売れるからです。今回の事件のように中国米を混入させれば数倍の利益が出るからです。
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