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飛行機のトイレにウォシュレットを設置するには数々の制約があります。
〇コンパクトであること
〇重量が軽いこと
〇振動に耐えうること
〇電磁波を出さないこと
これらの諸問題を3年かけてTOTOの技術陣が解決して、はじめてボーイング787に洗浄便器が採用されました。この飛行機用のウォシュレットは陶器ではなく、樹脂を使い軽く出来ています。一般のウォシュレットの洗浄ノイズの角度は43度に固定されていますが、飛行機用では、ノイズの収容が困難な為、角度が違います。洗浄時間も40秒しか洗浄出来ないように、設定されています。
でも、すべての787のトイレがウォシュレットとはかぎりません。いまのところ、ウォシュレットはオプション設定で。各航空会社にまかされています。ANAと日本航空は採用しています。
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