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平成11年に刊行された大山誠一氏の[聖徳太子の誕生]という本によって、聖徳太子の存在は疑われると述べています。その根拠は聖徳太子に関する古代の確実な資料が存在しない。現にある日本書紀や法隆寺の資料は聖徳太子の死後100年、奈良時代に作られたものであるからです。結論として太子は架空の人物であると結論づけています。
では太子の偉業として挙げられる三経義侠や遣唐使の派遣、憲法17条.冠位2階の制定はどう説明するのでしよう?。
●三経義侠の一つの三経義疏(さんきようぎしょ)は太子の自筆として残されている。
太子の虚像?は奈良時代に成立した[日本書紀]によるところが多いいが、日本書紀は脚色が多いいことから、聖徳太子は創作された人物ではないかともいわれているが、奈良時代には聖徳太子は聖人として扱われていたことは紛れもない事実です。
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