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明治政府の廃藩置県政策により城主を失った城は大部分が放置され、崩壊の危機にあった。この姫路城の修理に乗り出したのは陸軍第十師団で明治43年から翌年にかけて、大天守を始め本丸、二の丸、三の丸の建物を補修工事をする。
そして昭和6年に国宝に指定されると、昭和10年に西の丸より修理が始まるが、戦争で中断する。そして昭和25年に修理を再開、30年に完成した。
さらに昭和31年には天守修復工事計画がもちあがり、32年に天守を解体、34年から組み立て工事が始まり、5年かけて完了する。
そして平成5年に世界遺産に登録されると、翌年から平成34年までの「姫路城平成中期保存計画」が策定され、平成21年10月平成の大修理が開始された。完成は平成26年度の予定です。それまで、大天守は素屋根におおわれ、外観は見学できません。
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