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麒麟とサントリーが経営統合交渉

2009-07-13 05:36:46 | 経済

両社とも、国内では超優良会社ですが、世界的に見ればコーヒーのネスレなどに遠く及びません。しかし両社が統合が実現すれば、すればコカコーラやビール最大手のアンハイザー.ブッシュ.インベブ(ベルギー)を上回る会社が実現します。

ではなぜ今この時期に統合交渉かというと、今後、国内で少子高齢化、人口減、がつづき、売り上げ増は期待できないことに危機感を持ち、世界に打って出る戦略をとることになりました。そのためには、体力アップはかかせません。両社の持ち株会社の株式を統合して翼下にそれぞれの会社を置き、その後、段階的に,酒類や清涼飲料などの事業を統合するという案が有力です。

サントリーといえば、大塚製薬と同じく、創業者一族が株式の大半を支配している会社です。株式も上場していません。しかし国内では、洋酒ではトップメーカーです。又コーヒーなどの清涼飲料の分野でも、高いシァーを持っています。今年になり、ビール事業も黒字になった超優良会社が経営を統合しなくてもよさそうに思えますが、優秀な経営者は常に攻めの経営を目指します。今回の経営統合交渉は本格的に世界に進出するための、準備でしょう。

 

こうなると、窮地煮落ちるのは、サッポロです。昔、ビール業界一位の麒麟ビールを谷底から眺める万年2位の立場であったサッポロビールでしたが、アサヒに抜かれ、最近ではサントリーにも抜かれてしまいました。こうなると、昔の兄弟(アサヒ)を頼るしかありません。元に戻って、大日本ビールになって生き残るしかありません



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