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あみものと手仕事と旅の記録

タイでインバウンド問題について考える

2017-12-21 23:24:58 | タイ旅2017
3年9か月ぶりのチェンマイ。
1夜明けて、ホテルから、以前住んでいた通りまで歩いてみました。


オシャレ&かわいいお店がたくさんできてて、びっくり。
スタバは、こんな感じ。




日本食っぽいお店も増えています。


タイの人たちの、日本のものの扱い方は、以前にも増して好意的。
単なる憧れを超えた、愛と敬意を感じます。


だけど、このことを知らない日本人、多いんじゃないかなー。
こんなにも「価値がある」と思われていることは、もっと喜んでいいし、大事にすべきことだと思う。

そして、好感をもってもらっているということは、「見られている」ということでもある。


今日一緒に食事をした彼は、「日本人女性は人目のつくところでタバコ吸うよね。タイ人女性は、吸うとしても、隠れて吸うけど」と言ってました(コンビニの前でタバコを吸う人が多いと思ったみたい)。

私がここで言いたいのは、女性はタバコを吸うな、という話ではなく、私たちがふだん「普通」と思っていることが、違う文化から来た人にどう映るか、ということに、もっと自覚的になっても良いのかもしれない、ということ。

このあたりをどうクリアにしていくかに、インバウンド問題におけるブレイクスルーがある気がする。

観光による景気回復という国内的な課題としてではなく、国際理解とか国際平和につながる話としても、考えてみたい、と感じました。