という訳で久々の大会レポートです。
日曜に行なわれた第3回Fight Of Supreamacy関東大会の、
決勝戦の様子をお送りします。
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決勝戦(霧沢【ルイーゼ】、コバ【ピッチュと遊ぼ!】、AO.【ウッソ・エヴィン】、AZOTH)
関東・東海合同大会「Fight Of Supremacy」、
略して「FOS」も今回が3回目。
津田沼エースにはこの大会のために23人が集まり、
予選2試合を戦った。
そしてポイント集計の結果、
決勝に上がる4名が決定した。
霧沢は津田沼の大会の司会進行でもおなじみで、
まさに関東アヴァロンの「顔」ともいえる存在。
今回は「鍵聖戦」最強デッキといわれる《審判の石像》デッキで参戦と気合も十分。
見事ポールポジションで決勝に駒を進めた。
2位には「ピッチュは俺の嫁」でおなじみの埼玉アヴァリスト。
予選では余り《エンゼルピッチュ》が登場せず、
一部から突込みを受けながらも堅実にポイントを獲得、
先々週のとえ杯に続く津田沼2冠を狙う。
3位に入ったAO.はげん担ぎの為か、
試合毎にICを変えて参戦。
いつもならば悉く落としてくる筈の確率勝負も今回は順調、
一部から「偽者」呼ばわりされながらも津田沼で久々の戴冠を狙う。
そして4位には「天変地異を起こす男」AZOTHが入った。
彼の《天変地異》の為に、
試合の流れを大きく乱されたプレイヤーは数知れない。
間違い無く今試合の台風の目となるだろう。
果たして予選1位の霧沢が「ポールトゥウイン」を成し遂げるのか、
それとも残る3人が意地を見せるのか。
注目の一戦だ。
<<<試合開始>>>
マップは図書館(朝)、東スタート。
《天女の羽衣》で開幕を制したのは霧沢。
これには敵わないと残る3人は先回りを行ない、
そしてAZOTHが白支援2枚を抱えて《魔神の果て》で祠待ち…したところに早くも突き刺さる霧沢の《審判の石像》!
祠待ちメインのプレイヤーを悉く沈めた実績を持つ、
《石像》デッキの開幕基本ムーブを決めてきたのだった。
これで祠を開けた霧沢はテレポートアイテムのお陰もあり、
手札2枚で祠に到達。
《ダゴナイト》を配置して手札も赤2枚白1枚と、
早くも祠2タテを予感させる展開だ。
一方開幕の出鼻を挫かれたAZOTH。
悪いことは重なるもので、
祠は横待ちしていたコバの側に移動してしまっていたのだった。
しかし戦闘1番を取ったコバの《ネオン》+《黒の称号》が《心眼》で討ち取られたことで、
戦闘が回ってくる。
《ヘブンタウルス》+《トリックスター》というぎりぎりの侵略に対し、
霧沢の支援は…《フェレット》。
ひとまず先手を取り戻したAZOTHは、
テレポートアイテムの助けもあって無事祠に到達。
手札に白支援と魔法を残して《ケルピー》を配置し…、
「《天変地異》!」
遂に「天変地異を起こす男」が本領を発揮。
ギャラリーから歓声が巻き起こる。
ところがこれが既に祠を1つ取っている霧沢への、
大きなアシストになってしまう。
祠横待ちしていたにも関わらず、
飛ばされた位置が悪くて身動きが取れないAO.を尻目に、
霧沢は悠々と《天変地異》の源に辿り着く。
そして《ガルダ》+《かすめ取り》でAZOTHの《かすめ取り》を相殺。
鍵を取り戻すことに成功したのだった。
続くホルダーターン。
《天変地異》を警戒したのかコバもAO.も祠待ちをしなかったこともあり、
次の祠は空。
実は《天変地異》が発動するのはAZOTHが「行動したターンの」終了時な為、
AZOTHが「行動していない」チェイサーターンの終了時には、
《天変地異》は起こらないのである。
従ってここで祠待ちをするのは寧ろ正解なのだが、
これに関しての話はこれぐらいにして本題に移ろう。
ホルダーとなり、
2つ目の祠に近付いた霧沢は、
祠横の青マスに《アンチュ》を配置。
進路を塞がれたAO.が溜め息をつく中、
戻したカードは赤。
誰もが《ガルダ》か《アサシン》を拾ったと思う中、
祠に配置したのは…、
《シータンク》…?
ある意味予想外の展開に、
一部ギャラリーからどよめきが起こる。
ともあれこれで入城にリーチをかけた霧沢。
手札も赤(勿論先ほど戻したものだ)1枚に白支援1枚と充実しており、
防衛にも期待できる。
しかもAZOTHの《天変地異》がまだ生きているため、
祠待ちも不可能。
チェイサー達にとっては「攻めなければ敗北」という、
余りにも残酷な状況となってしまったのだった。
進路を塞がれたAO.が諦める一方、
先回りしていたコバが戦闘1番を予約。
続いてAZOTHが2番手となる。
安全にゆくなら祠をまだ周っていないコバに「鍵パス」が安定なのだが、
果たして霧沢の判断は如何に。
コバの侵略モンスターは、
またしても「《エンゼルピッチュ》でない」《プリティベル》。
「また浮気した!」と実況が煽る中、支援が公開される。
コバの支援…《ヤドカリン》。
対する霧沢の支援は…《フェレット》!
そう、先ほどの《アンチュ》は防衛モンスターを戻すためでも、
ましてAO.への進路妨害のためでもなく、
まさに「色支援」を戻す為に配置されたのだった。
そしてここで霧沢が防衛を果たしてしまったことで、
またしても2番手のAZOTHに戦闘が周ってくる。
ここでAZOTHが侵略に成功すれば祠2つで並ぶ。
まだ10分経過の表示の出ていないこの時間なら、
逆転の可能性も十分ありうる話だ。
そして戦闘が開始される。
AZOTHの侵略モンスターは、彼の密かな切り札である《インフィニティー》。
先月のエース杯で「裸狩り」された記憶が甦ったAO.が頭を抱える一方、
AZOTHは渾身の《刹那の見切り》を切…ったところに突き刺さる霧沢の《かすめ取り》!
そして…、
<<攻撃避け>>
<<<試合終了>>>
2つ目の祠で勝負に出た霧沢が、
鮮やかな防衛2タテを決めて勝負あり。
そのまま入城で勝負を決めたのだった。
AZOTHの《天変地異》の影響もあってか祠待ちもされず、
10分以内に入城を決めるという超短期決戦であった。
<<<最終結果>>>
優勝:霧沢(《審判の石像》デックウインズ)
準優勝:AZOTH(《天変地異》を起こす男)
3位:コバ(戦闘に出なくても《エンゼルピッチュ》は俺の嫁)
4位:AO.(《ケルベス》で戦闘したかった)
日曜に行なわれた第3回Fight Of Supreamacy関東大会の、
決勝戦の様子をお送りします。
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決勝戦(霧沢【ルイーゼ】、コバ【ピッチュと遊ぼ!】、AO.【ウッソ・エヴィン】、AZOTH)
関東・東海合同大会「Fight Of Supremacy」、
略して「FOS」も今回が3回目。
津田沼エースにはこの大会のために23人が集まり、
予選2試合を戦った。
そしてポイント集計の結果、
決勝に上がる4名が決定した。
霧沢は津田沼の大会の司会進行でもおなじみで、
まさに関東アヴァロンの「顔」ともいえる存在。
今回は「鍵聖戦」最強デッキといわれる《審判の石像》デッキで参戦と気合も十分。
見事ポールポジションで決勝に駒を進めた。
2位には「ピッチュは俺の嫁」でおなじみの埼玉アヴァリスト。
予選では余り《エンゼルピッチュ》が登場せず、
一部から突込みを受けながらも堅実にポイントを獲得、
先々週のとえ杯に続く津田沼2冠を狙う。
3位に入ったAO.はげん担ぎの為か、
試合毎にICを変えて参戦。
いつもならば悉く落としてくる筈の確率勝負も今回は順調、
一部から「偽者」呼ばわりされながらも津田沼で久々の戴冠を狙う。
そして4位には「天変地異を起こす男」AZOTHが入った。
彼の《天変地異》の為に、
試合の流れを大きく乱されたプレイヤーは数知れない。
間違い無く今試合の台風の目となるだろう。
果たして予選1位の霧沢が「ポールトゥウイン」を成し遂げるのか、
それとも残る3人が意地を見せるのか。
注目の一戦だ。
<<<試合開始>>>
マップは図書館(朝)、東スタート。
《天女の羽衣》で開幕を制したのは霧沢。
これには敵わないと残る3人は先回りを行ない、
そしてAZOTHが白支援2枚を抱えて《魔神の果て》で祠待ち…したところに早くも突き刺さる霧沢の《審判の石像》!
祠待ちメインのプレイヤーを悉く沈めた実績を持つ、
《石像》デッキの開幕基本ムーブを決めてきたのだった。
これで祠を開けた霧沢はテレポートアイテムのお陰もあり、
手札2枚で祠に到達。
《ダゴナイト》を配置して手札も赤2枚白1枚と、
早くも祠2タテを予感させる展開だ。
一方開幕の出鼻を挫かれたAZOTH。
悪いことは重なるもので、
祠は横待ちしていたコバの側に移動してしまっていたのだった。
しかし戦闘1番を取ったコバの《ネオン》+《黒の称号》が《心眼》で討ち取られたことで、
戦闘が回ってくる。
《ヘブンタウルス》+《トリックスター》というぎりぎりの侵略に対し、
霧沢の支援は…《フェレット》。
ひとまず先手を取り戻したAZOTHは、
テレポートアイテムの助けもあって無事祠に到達。
手札に白支援と魔法を残して《ケルピー》を配置し…、
「《天変地異》!」
遂に「天変地異を起こす男」が本領を発揮。
ギャラリーから歓声が巻き起こる。
ところがこれが既に祠を1つ取っている霧沢への、
大きなアシストになってしまう。
祠横待ちしていたにも関わらず、
飛ばされた位置が悪くて身動きが取れないAO.を尻目に、
霧沢は悠々と《天変地異》の源に辿り着く。
そして《ガルダ》+《かすめ取り》でAZOTHの《かすめ取り》を相殺。
鍵を取り戻すことに成功したのだった。
続くホルダーターン。
《天変地異》を警戒したのかコバもAO.も祠待ちをしなかったこともあり、
次の祠は空。
実は《天変地異》が発動するのはAZOTHが「行動したターンの」終了時な為、
AZOTHが「行動していない」チェイサーターンの終了時には、
《天変地異》は起こらないのである。
従ってここで祠待ちをするのは寧ろ正解なのだが、
これに関しての話はこれぐらいにして本題に移ろう。
ホルダーとなり、
2つ目の祠に近付いた霧沢は、
祠横の青マスに《アンチュ》を配置。
進路を塞がれたAO.が溜め息をつく中、
戻したカードは赤。
誰もが《ガルダ》か《アサシン》を拾ったと思う中、
祠に配置したのは…、
《シータンク》…?
ある意味予想外の展開に、
一部ギャラリーからどよめきが起こる。
ともあれこれで入城にリーチをかけた霧沢。
手札も赤(勿論先ほど戻したものだ)1枚に白支援1枚と充実しており、
防衛にも期待できる。
しかもAZOTHの《天変地異》がまだ生きているため、
祠待ちも不可能。
チェイサー達にとっては「攻めなければ敗北」という、
余りにも残酷な状況となってしまったのだった。
進路を塞がれたAO.が諦める一方、
先回りしていたコバが戦闘1番を予約。
続いてAZOTHが2番手となる。
安全にゆくなら祠をまだ周っていないコバに「鍵パス」が安定なのだが、
果たして霧沢の判断は如何に。
コバの侵略モンスターは、
またしても「《エンゼルピッチュ》でない」《プリティベル》。
「また浮気した!」と実況が煽る中、支援が公開される。
コバの支援…《ヤドカリン》。
対する霧沢の支援は…《フェレット》!
そう、先ほどの《アンチュ》は防衛モンスターを戻すためでも、
ましてAO.への進路妨害のためでもなく、
まさに「色支援」を戻す為に配置されたのだった。
そしてここで霧沢が防衛を果たしてしまったことで、
またしても2番手のAZOTHに戦闘が周ってくる。
ここでAZOTHが侵略に成功すれば祠2つで並ぶ。
まだ10分経過の表示の出ていないこの時間なら、
逆転の可能性も十分ありうる話だ。
そして戦闘が開始される。
AZOTHの侵略モンスターは、彼の密かな切り札である《インフィニティー》。
先月のエース杯で「裸狩り」された記憶が甦ったAO.が頭を抱える一方、
AZOTHは渾身の《刹那の見切り》を切…ったところに突き刺さる霧沢の《かすめ取り》!
そして…、
<<攻撃避け>>
<<<試合終了>>>
2つ目の祠で勝負に出た霧沢が、
鮮やかな防衛2タテを決めて勝負あり。
そのまま入城で勝負を決めたのだった。
AZOTHの《天変地異》の影響もあってか祠待ちもされず、
10分以内に入城を決めるという超短期決戦であった。
<<<最終結果>>>
優勝:霧沢(《審判の石像》デックウインズ)
準優勝:AZOTH(《天変地異》を起こす男)
3位:コバ(戦闘に出なくても《エンゼルピッチュ》は俺の嫁)
4位:AO.(《ケルベス》で戦闘したかった)