◎過去作品
○連載もの
・クエスト・フォー・ザ・ムーン(全7話)
その1
その2
その3
その4
その5
その6
その7(エピローグ)
・ロボトミー・ソルジャー(全4話)
その1
その2
その3
その4
・メリー・クリスマス・フロム・アルカナ(全2話)
その1
その2
・リターン・フロム・ザ・ドラゴンズ・ヘッド(全7話)
その1
その2
その3
その4
その5
その6
その7
・タイガース・ダウンフォール(全4話)
その1
その2
その3
その4
・デイズ・イン・サマースクール（連載中）
その1
その2
その3
○その他エピソード
・バトルトーナメント：あなたが決める禁止カード(連載再開未定)
その1
その2
・切札戦士 ジョーカー13（ワン・スリー） 第14話
・エージェント・イン・スイムスーツ
・イーリスの物語
・シャドウメイジ・ジ・アサシン
＜＜＜デイズ・イン・サマースクール その2＞＞＞
作：Nissa（；-；）IKU
（前回まであらすじ：林間学校を惨劇の場と変えた襲撃者の正体、それは首無しで動く死体の大群であった！生き残り達が「備品」を調達して間もなく、その大群が襲いかかる！生徒会長代理の少女は、意を決して散弾銃のトリガーを引いた――！）
爆裂音とともに、物理教師の死体の上半身が吹き飛んだ！試し撃ちも無しで、何という威力だ！その場に崩折れる下半身――だが彼女の視線はその足元に向けられていた。死体を操っていたと思われる、ミミズを思わせる怪物が、まだ床の上でのたうち回っていたのだ！
「ミミズ」は死体に比べて小さく、散弾銃で狙おうにもうまくいかぬ！そうこうしているうちに背後から破裂音が！振り返ると、男子生徒の一人が首から上を失って崩折れようとしているところであった！
犠牲者の背後にはチアガールの死体があった！恐らく背後から首を刎ねたのであろう、だがその手には凶器らしきものは無かった！まさか素手で首を刎ねたのか？
思わず呆然となる生徒会長代理――その足の間を、先ほどの「ミミズ」がすり抜けていく。そして男子生徒の死体に首の断面から入り込むと――死体はゆっくりと立ち上がり始めたのだった！
やはり予想は正しかったのだ！死体を操っている「ミミズ」を完全に破壊しない限り、それらは死体を次々と渡り歩き、何度でも襲いかかって来るだろう！
では「ミミズ」を破壊するにはどうすれば？それには連携プレイが重要となる！まずは散弾銃で死体を破壊して「ミミズ」を外へ放り出し、それが他の死体に入り込む前に火炎放射器で焼き払えれば…！
早速散弾がチアガール、そして直前まで仲間だった男子生徒の死体に叩き込まれる！一瞬で細切れになる上半身――だがそこから先が重要だ！死体から飛び出し、床をのたうつ「ミミズ」に火炎放射が浴びせられる！
ご存知の通り、この火炎放射器は火の付いた液体燃料を吹きかける型の本格派である！高温、そして液体燃料の腐食作用が、異形の怪物を文字通りの消し炭に変えていく――！
（画像©SEGA）
――
こうして火炎放射を浴びた「ミミズ」の数体は、サンマの骨せんべいめいて粉々となり、そのまま動かなくなったのだった。これで火炎放射が実際有効なことが判明――だが眼前には依然、死体の大群が立ちふさがっている！
炎に反応したか、一斉に死体達が襲いかかる！体格の良いアメフトの突撃をかわしつつ、後続のジャージや制服を次々と散弾銃で粉砕！そして這い出てきた「ミミズ」には火炎放射が浴びせかけられる！
返り血と肉片を浴びながらも体育館を抜け出し、廊下へ！寝室内にいるであろう生徒や教員達に避難を呼びかける――その時だ！
轟音と共に殿を務めていた男性教師の悲鳴、いや断末魔が！彼は寝室の壁を突き破って現れた謎の物体に頭を砕かれ、即死したのだ！
彼を死に至らしめた謎の物体の正体、それはジャージ姿で下級生と思われる小柄な男子生徒――の首なし死体であった！そして壁に出来た穴から次々と首なし死体が飛び出してくる！何てことだ！この寝室にいた生徒達は皆首なし死体とされてしまっていたのだ！
（画像©SEGA）
それにしても何という怪力か！元々人間は筋肉などの身体能力を10%ほどしか使っていないという。人間の防衛本能がリミッターをかけているというのだ。死体を操る「ミミズ」達は、宿主の本能を無視して、持てる力を100%引き出す能力を持っているに違いない！
そしてそれが今、大群となって生き残り達に襲いかかってきているのだ！連日の雨で力を付けたのか、以前の様に首だけを残して姿を消すようなことはせず、積極的、かつ執拗に新たな死体を求めて襲いかかるようになった様だ！
一同の脳裏に最悪の予感がよぎる――そして予感を裏付けるかのように、次々と壁が破られ、同時に首なし死体達が飛び出す！何てことだ！あの時集まった一同を除き、生徒教員全員が首なし死体となっていたというのか！
このままでは挟み撃ちになってしまう！だがもう一人の男性教員が大斧を振り上げ、反対側の壁に避難用の穴を開ける！咄嗟の機転だ！
（画像©SEGA）
滑りこむように屋外へと逃げ出す一同！そして火炎放射で牽制しつつ、穴を近くのドラム缶で塞ぐ！これで時間を少しは稼げる筈――だが何処へ逃げる？
雨が止んだとはいえ、真夜中の森の中に逃げ込むのは危険が伴う。そんな中、管理人が1つの提案を出してきた――通用口から地下のボイラー室に入り、燃料を爆発させて建物ごと死体と「ミミズ」を焼き払おうというのだ――！
＜＜＜その4おわり その5につづく＞＞＞
――
◎おまけ：M・o・Aちゃんが何か言う
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○連載もの
・クエスト・フォー・ザ・ムーン(全7話)
その1
その2
その3
その4
その5
その6
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その1
その2
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その2
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・イーリスの物語
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作：Nissa（；-；）IKU
（前回まであらすじ：林間学校を惨劇の場と変えた襲撃者の正体、それは首無しで動く死体の大群であった！生き残り達が「備品」を調達して間もなく、その大群が襲いかかる！生徒会長代理の少女は、意を決して散弾銃のトリガーを引いた――！）
爆裂音とともに、物理教師の死体の上半身が吹き飛んだ！試し撃ちも無しで、何という威力だ！その場に崩折れる下半身――だが彼女の視線はその足元に向けられていた。死体を操っていたと思われる、ミミズを思わせる怪物が、まだ床の上でのたうち回っていたのだ！
「ミミズ」は死体に比べて小さく、散弾銃で狙おうにもうまくいかぬ！そうこうしているうちに背後から破裂音が！振り返ると、男子生徒の一人が首から上を失って崩折れようとしているところであった！
犠牲者の背後にはチアガールの死体があった！恐らく背後から首を刎ねたのであろう、だがその手には凶器らしきものは無かった！まさか素手で首を刎ねたのか？
思わず呆然となる生徒会長代理――その足の間を、先ほどの「ミミズ」がすり抜けていく。そして男子生徒の死体に首の断面から入り込むと――死体はゆっくりと立ち上がり始めたのだった！
やはり予想は正しかったのだ！死体を操っている「ミミズ」を完全に破壊しない限り、それらは死体を次々と渡り歩き、何度でも襲いかかって来るだろう！
では「ミミズ」を破壊するにはどうすれば？それには連携プレイが重要となる！まずは散弾銃で死体を破壊して「ミミズ」を外へ放り出し、それが他の死体に入り込む前に火炎放射器で焼き払えれば…！
早速散弾がチアガール、そして直前まで仲間だった男子生徒の死体に叩き込まれる！一瞬で細切れになる上半身――だがそこから先が重要だ！死体から飛び出し、床をのたうつ「ミミズ」に火炎放射が浴びせられる！
ご存知の通り、この火炎放射器は火の付いた液体燃料を吹きかける型の本格派である！高温、そして液体燃料の腐食作用が、異形の怪物を文字通りの消し炭に変えていく――！
（画像©SEGA）
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こうして火炎放射を浴びた「ミミズ」の数体は、サンマの骨せんべいめいて粉々となり、そのまま動かなくなったのだった。これで火炎放射が実際有効なことが判明――だが眼前には依然、死体の大群が立ちふさがっている！
炎に反応したか、一斉に死体達が襲いかかる！体格の良いアメフトの突撃をかわしつつ、後続のジャージや制服を次々と散弾銃で粉砕！そして這い出てきた「ミミズ」には火炎放射が浴びせかけられる！
返り血と肉片を浴びながらも体育館を抜け出し、廊下へ！寝室内にいるであろう生徒や教員達に避難を呼びかける――その時だ！
轟音と共に殿を務めていた男性教師の悲鳴、いや断末魔が！彼は寝室の壁を突き破って現れた謎の物体に頭を砕かれ、即死したのだ！
彼を死に至らしめた謎の物体の正体、それはジャージ姿で下級生と思われる小柄な男子生徒――の首なし死体であった！そして壁に出来た穴から次々と首なし死体が飛び出してくる！何てことだ！この寝室にいた生徒達は皆首なし死体とされてしまっていたのだ！
（画像©SEGA）
それにしても何という怪力か！元々人間は筋肉などの身体能力を10%ほどしか使っていないという。人間の防衛本能がリミッターをかけているというのだ。死体を操る「ミミズ」達は、宿主の本能を無視して、持てる力を100%引き出す能力を持っているに違いない！
そしてそれが今、大群となって生き残り達に襲いかかってきているのだ！連日の雨で力を付けたのか、以前の様に首だけを残して姿を消すようなことはせず、積極的、かつ執拗に新たな死体を求めて襲いかかるようになった様だ！
一同の脳裏に最悪の予感がよぎる――そして予感を裏付けるかのように、次々と壁が破られ、同時に首なし死体達が飛び出す！何てことだ！あの時集まった一同を除き、生徒教員全員が首なし死体となっていたというのか！
このままでは挟み撃ちになってしまう！だがもう一人の男性教員が大斧を振り上げ、反対側の壁に避難用の穴を開ける！咄嗟の機転だ！
（画像©SEGA）
滑りこむように屋外へと逃げ出す一同！そして火炎放射で牽制しつつ、穴を近くのドラム缶で塞ぐ！これで時間を少しは稼げる筈――だが何処へ逃げる？
雨が止んだとはいえ、真夜中の森の中に逃げ込むのは危険が伴う。そんな中、管理人が1つの提案を出してきた――通用口から地下のボイラー室に入り、燃料を爆発させて建物ごと死体と「ミミズ」を焼き払おうというのだ――！
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