という訳でお待たせしました。
今日は先週日曜日に行なわれた第8回「吉祥寺聖戦」の、
決勝戦の様子をお送りします。
吉祥寺優勝経験3人がぶつかり合うこととなったこの試合、
最後の最後まで目の離せない展開となりました。
----
決勝戦(カルム、ロンファ、クー、ルドルフ)
去る7月6日に行なわれた『第8回吉祥寺聖戦』は、
15人(+敗者復活1人)が参加。
計4回の予選試合の結果、以下の4人が決勝に進出となった。
・『泥試合』での粘り強さには定評のある「『絶対零度』カルム」
・ライフだけでなく優勝までもぎ取る「『《攻撃強化》の化身』ロンファ」
・今回は《グラディエーター》で優勝を狙う「『地球に優しい男』クー」
・『レベル上げ』デッキで優勝する実力者「『褐色の稲妻』ルドルフ」
城巡りでの実績はあるものの吉祥寺では未勝利のクーを、
吉祥寺優勝経験者3人が迎え撃つという形となった決勝戦。
誰が勝ってもおかしくない実力者同士なだけに、
ハイレベルな試合となることを期待しよう。
<<<試合開始>>>
マップは試練の塔(朝)、南西スタート。
《天女の羽衣》が詠唱されない中、
歩いて鍵を取りに行ったのはルドルフ。
これに対してロンファは堅実に祠横に付け、
クーは《コアラ先生》で歩きつつ《現世の歩兵》を祠に配置、
手札白2で待ち構え――たところに、カルムが《転生の宴》からの白マス《破壊の業火》!
今回もカルムは『白焼きコントロール』で参戦の様だ。
さてこの『白焼き』で手札を失ったクーに対し、
ホルダーとなったルドルフは悠々と1つ目の祠へ。
手札こそ無いものの《現世の歩兵》2発で21/25となった《バルキリー燕》は、
威圧感抜群だ。
続くチェイサーターン、
祠横のロンファが1番手で攻め込む一方、
『白焼き』の『主犯』カルムは《現世の歩兵》を置きつつワープゾーン経由で祠横へ。
『被害者』クーも《シータンク》でひとまず進路を塞ぎつつ、
祠横に付けて体勢の立て直しを図る。
そして鍵は《ジラコバルト》+支援《モグタン》の『鉄板コンボ』を用意していたロンファの手に。
試合開始から5分が経過し、
祠待ちは無いということでここは直ぐに祠入りを果たしたいロンファ。
しかし前ターンにクーが配置した《シータンク》が絶妙に移動の障害となり、
また手札に赤マスを渡れるカードが不十分なのか、
思う様に祠に近付くことが出来ない。
乾坤一擲、《セクシーベル》のサーチに賭けてみると――引いてきたのは赤1マスを歩ける《ピアス》!
これで辛くも1つ目の祠を手に入れたロンファは、
手札に残った最後の1枚、《アラクノフォビア》を力強く配置。
まずは波を1つ乗り越えることに成功したのだった。
カルムとクーの『早押し勝負』に注目が集まるチェイサーターン。
これを制したのはカルムで、
《フリィーキィー》+支援《ヤドカリン》と完璧な『ソリューション』で鍵を奪う。
一方ルドルフは《メタル・ハーン》を置きつつ祠横へと先回り――したのだが、
その手札を見た一部のプレイヤー達の間から『どよめき』が起こる。
『どよめき』の正体については預かりとして、
ホルダーとなったカルムの方に視点を移そう。
カルムは『白焼き』環境下では最強の移動力を誇る《ゴースト》を2連発で使用。
手札に黄赤を残したまま、1つ目の祠に《ダゴナイト》を配置。
これでクー以外の3人が祠1つで並んだことになる。
ここで鍵を手にたプレイヤーが一気に有利となる重要なチェイサーターン。
ロンファ、そしてライフアウトをアイテムで回避したクーが次の祠横で体勢を立て直す一方、
戦闘1番を取ったのは、勿論祠横のルドルフ。
その戦闘モンスターが現れた時、
一同は『どよめき』の理由を理解したのだった――何とルドルフは《メタル・ハーン》の能力で30/17になった《プラテウム》をぶつけて来たのだ。
次の祠には自身の《現世の歩兵》が残っているということで、
勝てば祠2つ確定という重要な場面だ。
「フェレット1発でも負けちゃうからねぇ…」
祈る様にカルムの動きを見つめるルドルフ。
そして――肩を落としたのはルドルフの方であった。
カルムの支援、《ウォーリアー》。
狡猾な守り――というよりルドルフの『無謀な』賭け――のお陰で、
何とか鍵を守り通したカルム。
これで祠に着ければほぼ勝利は確定というところだが、
肝心なところで手札に赤が被ってしまい、
《ガルダ》配置、手札赤2で立ち往生してしまう。
そしてここでカルムのデッキはリセットされて捨て山は空に。
勝利を目前にして一転、窮地に追い込まれてしまう。
ルドルフにとっては挽回のチャンスとなったチェイサーターン。
同じくデッキも1周して白支援が使える様になったルドルフは、
カルムの《フェレット》による悪あがきを《ミスブラッディー》+支援《心眼》で封殺。
1ターンの遅れを取り戻すことに成功する。
一方ロンファは相変わらず祠待ちはせずに祠横待ちを続け、
クーは今度はライフ補充が出来ずにライフアウト。
残り5分ということで祠に着けばほぼ勝利は確定というところなのだが――。
ホルダーターン開始。
ルドルフの手札には、白支援が2枚。
そして、手札操作の出来るカードは、無し。
今度はルドルフが窮地に追い込まれる番だった。
結局《セイレーン》+白3枚で立ち往生となったルドルフ。
真先に攻め込んだのは、2ターンの間に十分に準備を整えたロンファ。
勿論、ロンファは完璧な『ソリューション』を用意していた――《バルキリー燕》+《攻撃強化》。
ルドルフは《フィールドアーマ》で最後の抵抗を試みるが、
ライフアウトの原因が《攻撃強化》から『燕返し』に変わっただけに過ぎなかった。
残り3分の表示が出たところで、
ホルダーターンを迎えたロンファは悠々と2つ目の祠へ。
手札に緑1枚白2枚を残したまま《ガルダ》を配置し、
勝負を決定付けたのだった。
最後に『消化試合』となった最終ターンの様子を、
箇条書きでお送りしてからまとめに入ろう。
・マップは夕方に変化
・1番クー、2番カルム、3番ルドルフ
・クー、《ミスブラッディー》+《心眼》
・ロンファ、《ハコリス》
・避け決まらずクー勝ち
・カルム、ライフアウト
<<<試合終了>>>
開幕の『白焼き』でペースが乱れたクーを除けば、
ほぼ互角の展開となった決勝戦。
カルム、ルドルフが勝負所で『移動事故』に苦しめられる中、
わずかなチャンスを確実にものにしたロンファが、
第8回吉祥寺聖戦の覇者となったのだった。
1つ目の祠で鍵を守り切ったカルムが祠に着ければ、
あるいはルドルフが白支援事故に見舞われなければ、
また違った結果となっていたことだろう。
その他の見所としては、
やはりルドルフが《メタル・ハーン》で《プラテウム》を引き揚げて使ってきたところが挙げられるだろう。
残念ながら戦闘には敗れてはしまったが、
真剣勝負の大会でも『楽しむ』ことを忘れない氏のプレイスタイルは、
他のプレイヤー達にとっても良い刺激となったに違いない。
<<<最終結果>>>
1位: ロンファ (攻撃強化の化身)
2位: ルドルフ (メタルハーン+プラテウム)
3位: カルム (白焼きコントロール)
4位: クー (グラディエーター)
今日は先週日曜日に行なわれた第8回「吉祥寺聖戦」の、
決勝戦の様子をお送りします。
吉祥寺優勝経験3人がぶつかり合うこととなったこの試合、
最後の最後まで目の離せない展開となりました。
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決勝戦(カルム、ロンファ、クー、ルドルフ)
去る7月6日に行なわれた『第8回吉祥寺聖戦』は、
15人(+敗者復活1人)が参加。
計4回の予選試合の結果、以下の4人が決勝に進出となった。
・『泥試合』での粘り強さには定評のある「『絶対零度』カルム」
・ライフだけでなく優勝までもぎ取る「『《攻撃強化》の化身』ロンファ」
・今回は《グラディエーター》で優勝を狙う「『地球に優しい男』クー」
・『レベル上げ』デッキで優勝する実力者「『褐色の稲妻』ルドルフ」
城巡りでの実績はあるものの吉祥寺では未勝利のクーを、
吉祥寺優勝経験者3人が迎え撃つという形となった決勝戦。
誰が勝ってもおかしくない実力者同士なだけに、
ハイレベルな試合となることを期待しよう。
<<<試合開始>>>
マップは試練の塔(朝)、南西スタート。
《天女の羽衣》が詠唱されない中、
歩いて鍵を取りに行ったのはルドルフ。
これに対してロンファは堅実に祠横に付け、
クーは《コアラ先生》で歩きつつ《現世の歩兵》を祠に配置、
手札白2で待ち構え――たところに、カルムが《転生の宴》からの白マス《破壊の業火》!
今回もカルムは『白焼きコントロール』で参戦の様だ。
さてこの『白焼き』で手札を失ったクーに対し、
ホルダーとなったルドルフは悠々と1つ目の祠へ。
手札こそ無いものの《現世の歩兵》2発で21/25となった《バルキリー燕》は、
威圧感抜群だ。
続くチェイサーターン、
祠横のロンファが1番手で攻め込む一方、
『白焼き』の『主犯』カルムは《現世の歩兵》を置きつつワープゾーン経由で祠横へ。
『被害者』クーも《シータンク》でひとまず進路を塞ぎつつ、
祠横に付けて体勢の立て直しを図る。
そして鍵は《ジラコバルト》+支援《モグタン》の『鉄板コンボ』を用意していたロンファの手に。
試合開始から5分が経過し、
祠待ちは無いということでここは直ぐに祠入りを果たしたいロンファ。
しかし前ターンにクーが配置した《シータンク》が絶妙に移動の障害となり、
また手札に赤マスを渡れるカードが不十分なのか、
思う様に祠に近付くことが出来ない。
乾坤一擲、《セクシーベル》のサーチに賭けてみると――引いてきたのは赤1マスを歩ける《ピアス》!
これで辛くも1つ目の祠を手に入れたロンファは、
手札に残った最後の1枚、《アラクノフォビア》を力強く配置。
まずは波を1つ乗り越えることに成功したのだった。
カルムとクーの『早押し勝負』に注目が集まるチェイサーターン。
これを制したのはカルムで、
《フリィーキィー》+支援《ヤドカリン》と完璧な『ソリューション』で鍵を奪う。
一方ルドルフは《メタル・ハーン》を置きつつ祠横へと先回り――したのだが、
その手札を見た一部のプレイヤー達の間から『どよめき』が起こる。
『どよめき』の正体については預かりとして、
ホルダーとなったカルムの方に視点を移そう。
カルムは『白焼き』環境下では最強の移動力を誇る《ゴースト》を2連発で使用。
手札に黄赤を残したまま、1つ目の祠に《ダゴナイト》を配置。
これでクー以外の3人が祠1つで並んだことになる。
ここで鍵を手にたプレイヤーが一気に有利となる重要なチェイサーターン。
ロンファ、そしてライフアウトをアイテムで回避したクーが次の祠横で体勢を立て直す一方、
戦闘1番を取ったのは、勿論祠横のルドルフ。
その戦闘モンスターが現れた時、
一同は『どよめき』の理由を理解したのだった――何とルドルフは《メタル・ハーン》の能力で30/17になった《プラテウム》をぶつけて来たのだ。
次の祠には自身の《現世の歩兵》が残っているということで、
勝てば祠2つ確定という重要な場面だ。
「フェレット1発でも負けちゃうからねぇ…」
祈る様にカルムの動きを見つめるルドルフ。
そして――肩を落としたのはルドルフの方であった。
カルムの支援、《ウォーリアー》。
狡猾な守り――というよりルドルフの『無謀な』賭け――のお陰で、
何とか鍵を守り通したカルム。
これで祠に着ければほぼ勝利は確定というところだが、
肝心なところで手札に赤が被ってしまい、
《ガルダ》配置、手札赤2で立ち往生してしまう。
そしてここでカルムのデッキはリセットされて捨て山は空に。
勝利を目前にして一転、窮地に追い込まれてしまう。
ルドルフにとっては挽回のチャンスとなったチェイサーターン。
同じくデッキも1周して白支援が使える様になったルドルフは、
カルムの《フェレット》による悪あがきを《ミスブラッディー》+支援《心眼》で封殺。
1ターンの遅れを取り戻すことに成功する。
一方ロンファは相変わらず祠待ちはせずに祠横待ちを続け、
クーは今度はライフ補充が出来ずにライフアウト。
残り5分ということで祠に着けばほぼ勝利は確定というところなのだが――。
ホルダーターン開始。
ルドルフの手札には、白支援が2枚。
そして、手札操作の出来るカードは、無し。
今度はルドルフが窮地に追い込まれる番だった。
結局《セイレーン》+白3枚で立ち往生となったルドルフ。
真先に攻め込んだのは、2ターンの間に十分に準備を整えたロンファ。
勿論、ロンファは完璧な『ソリューション』を用意していた――《バルキリー燕》+《攻撃強化》。
ルドルフは《フィールドアーマ》で最後の抵抗を試みるが、
ライフアウトの原因が《攻撃強化》から『燕返し』に変わっただけに過ぎなかった。
残り3分の表示が出たところで、
ホルダーターンを迎えたロンファは悠々と2つ目の祠へ。
手札に緑1枚白2枚を残したまま《ガルダ》を配置し、
勝負を決定付けたのだった。
最後に『消化試合』となった最終ターンの様子を、
箇条書きでお送りしてからまとめに入ろう。
・マップは夕方に変化
・1番クー、2番カルム、3番ルドルフ
・クー、《ミスブラッディー》+《心眼》
・ロンファ、《ハコリス》
・避け決まらずクー勝ち
・カルム、ライフアウト
<<<試合終了>>>
開幕の『白焼き』でペースが乱れたクーを除けば、
ほぼ互角の展開となった決勝戦。
カルム、ルドルフが勝負所で『移動事故』に苦しめられる中、
わずかなチャンスを確実にものにしたロンファが、
第8回吉祥寺聖戦の覇者となったのだった。
1つ目の祠で鍵を守り切ったカルムが祠に着ければ、
あるいはルドルフが白支援事故に見舞われなければ、
また違った結果となっていたことだろう。
その他の見所としては、
やはりルドルフが《メタル・ハーン》で《プラテウム》を引き揚げて使ってきたところが挙げられるだろう。
残念ながら戦闘には敗れてはしまったが、
真剣勝負の大会でも『楽しむ』ことを忘れない氏のプレイスタイルは、
他のプレイヤー達にとっても良い刺激となったに違いない。
<<<最終結果>>>
1位: ロンファ (攻撃強化の化身)
2位: ルドルフ (メタルハーン+プラテウム)
3位: カルム (白焼きコントロール)
4位: クー (グラディエーター)
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