昨日は久々に「カードゲーマー」を買ったり、
COJの新バージョン直前番組を観たりなどして過ごしていました。
思ったより早い時間に配信が始まっていて驚いたのは秘密です。
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コード・オブ・ジョーカー Ver.2.3EX2 直前特番!前編
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コード・オブ・ジョーカー Ver.2.3EX2 直前特番!後編
そんな訳で今回は時間的に余裕があったのと、
カード枚数が40枚と少なめだったということで、
Ver.2.3EX2のカードレビューを一気に紹介していきたいと思います。
いつも通り1点~5点の5段階評価となっていて、
5点が最高の評価となっています。
それを踏まえた上で読んでもらえればと思います。
<<<Ver.2.3EX2カードレビュー>>>
◎ユニット
○赤属性
情熱ヴァルゴ:4点
今回各色に「追加でCPを支払うことで強化される」効果、
所謂「キッカー」を持つユニットが追加されている。
赤はキッカーすることで全体火力を放てるが、
《纏わりつく炎蛇》の存在を考えるとキッカーせずに使う機会も多そう。
ブラック朱雀:2点
1.3で鳴り物入りで登場し、
全国対戦で特に結果を出すこと無く姿を消した【四聖獣】がまさかの復活。
「朱雀」は【スピードムーブ】に除去効果を持つということで、
四聖獣関係なしに使われる可能性はあるが、
「大三角」並のブレイクを果たすかどうかは未知数。
封血のメデューサ:2点
新たな【天使】シナジーを持つ赤い天使。
効果が「横並び」前提なので、
全体除去の強い環境では活躍は難しそう。
英霊ペンテシレイア:3点
今回は同社「ソウルリバース」からのコラボユニットが青以外の各色に用意されており、
これはその赤版。
CIPと自分のターン開始時に《ダークマター》的なトリガー破壊が発動するので、
青系や「インセプコン」に対して強い。
問題は今度のパラメータ調整で「インセプコン」自体が数を減らしそうなことだろう。
桐生 一馬:3点
同社「龍が如く」シリーズからのコラボユニット。
《創世竜ティアマト》の調整版というべきユニットで、
着地できれば相手の3コス以上のユニットをほぼ一掃できるだろう。
自身の重さと即効性のない効果である為、
うまく隙を見て出していきたい。
なおこのカードだけ「このユニット」ではなく「自身」という表記になっていて、
原作へのリスペクトを感じる。
爆裂女神カーリー:5点
CIPでのレベル上げ効果、
そして【起動】での除去効果ともに赤系のアグロデッキの動きと噛み合っており、
使い勝手はかなり良さそう。
CPの消費にさえ気をつければ、
これ1体で勝てる試合も多いだろう。
○黄属性
ブラック白虎:2点
今回登場した「ブラック四聖獣」はコストがそれぞれ異なっていて、
これは2コスで【四聖獣】をサーチできる。
もし「四聖獣」デッキを作るなら先攻初手要員として必須となるだろう。
なおサーチ先は単純に種族を探すので、
「旧四聖獣」「ブラック四聖獣」ともに引いてくる可能性があることには注意。
ゼルエル:2点
《黒乙女ブリュンヒルデ》のライフ4以下能力だけを取り出した感じのユニット。
相手のレベル3《光翼神ホルス》などを作成することでカウンターを決められる場面も多いが、
黄系のデッキでの3コス枠は既に満杯で、
「オリボ要員」の枠を越えられるかどうかは未知数。
狂魔アエーシェマ:4点
先述の「キッカー」持ちのうちの1体で、
これはその黄担当。
キッカーすることで《大魔導士リーナ》的な運用も可能だが、
【消滅効果耐性】持ちを処理する為にキッカーせずに使う場面も多そう。
《リトル・アリス》に比べるとBPも高めで、
黄単でも安心して運用できる点は評価できる。
テレプシコーラ:3点
1.0の《湖畔のアリエ》のリメイク版というべきユニット。
追加でダメージを与える為《バーンカウンター》に引掛かる可能性はあるが、
【消滅効果耐性】を持つ《裁きのマーヤ》などを低コストで処理しうるなどのメリットの方が大きい。
今の黄系のデッキは《天竜ヘブンズドラゴン》を軸としたコントロール寄りのものが多いが、
もしかしたらこれを軸に据えたアグロ寄せの黄系デッキも登場するかも知れない。
英霊パンドラ:3点
同社「ソウルリバース」とのコラボユニットの黄版で、
赤系のアグロデッキに対するカウンター効果としては面白い1枚。
何気に自分のユニットの行動権が消費されていてもコストが下がるので、
《チョークスリーパー》をはじめ「自分のユニットの行動権を消費する」カードとの相性は良い。
他の能力も有用な場面が多く、
意外と見る場面は多いかも知れない。
英雄聖王アーサー:2点
こちらが並んでいれば超巨大な【加護】を手に入れられる反面、
更地状態だと並以下のBPと、
非常にぶれ幅の大きい効果となっている。
【神託】サポートも【神託】持ちがフィールドにいないと無意味で、
自身の【神託】能力もOCユニットを止められないなど穴も多い。
超巨大な【加護】を処理できないデッキが増えれば、
もしかしたらワンチャンあるかも知れない。
○青属性
フリーズロイド:5点
青の「キッカー」要員。
通常は《ファントム》的な巨大ユニット処理用として使い、
緊急時にはキッカーして《大魔導士リーナ》的にも使えるので、
青系のデッキだけでなく「タッチ」要員としても見る機会が多くなりそう。
ブラック青龍:2点
青の「ブラック四聖獣」も除去効果持ちだが、
他に出せる【四聖獣】がいないと発動が難しく、、
除去の内容も「【沈黙】+デスカウンター付与」と即効性に欠けるなど、
やや癖の強い効果となっている。
CIPの《選ばれし者》的なドロー目当てで使うのもありかも知れない。
蝕魔王パズズ:3点
【起動】で<ウィルス>を特殊召喚できるという、
今までになかった効果。
自分の<ウィルス>を処理できるデッキは少ないので、
多くの状況で相手を道連れにできるだろう。
なお種族【悪魔/不死】という組み合わせは今までに無かったもので、
種族サポート面でも恵まれているといえる。
Samson:3点
同社「HOUSE OF THE DEAD」シリーズからまさかの参戦。
《角端》的な除去と、
デスカウンターに関するユニークな効果を持っているが、
やはり自身の重さがネック。
膠着状態を脱する手段としては有用なので、
あとはそこまでのアプローチが大事となりそう。
ソニック:3点
同社「ソニック」シリーズの主人公が参戦。
性能的には《光翼神ホルス》の調整版という感じで、
コストが4と重めで回避能力もない代わり、
BPが自身以下のユニットではブロックしづらい効果を持っている。
単純に青の【スピードムーブ】というだけでも有用な場面は多いので、
うまく使っていきたい。
時女神アイオーン:5点
直前放送での対戦でも強さを発揮した1枚。
ターンが進むたびに自身のコストも上がる代わり、
効果も強力になってゆくため、
終盤の切り札としては信頼性がかなり高い。
青以外のデッキでも「タッチ」運用を検討しても良いかも知れない。
○緑属性
ブラック玄武:2点
「ブラック四聖獣」の中では最もコストが重く、
その分効果も強めとなっている。
特に戦闘勝利時の効果は相手にチャンプブロックをためらわせる効果が期待でき、
タイミング次第ではかなり嫌がられるだろう。
あとは「四聖獣」デッキが実際に実用レベルまで仕上がるかどうか次第。
春草のミラベル:3点
緑の「キッカー」要員は【攻撃禁止】をばらまくという、
今までにない効果となっている。
3~4ターン目にキッカーすることで1ターン棒に振らせ、
時間を稼ぐという運用が多いだろう。
《ミューズ》との相性も良いため、
意外と見る機会は多いかも知れない。
エメラルドドラゴン:3点
1コスユニットを多用する赤系のデッキには非常に効果的だが、
やはり直接盤面に影響しないシステムクリーチャーにしては重めなのがネック。
レベル3《花いろ日記》などの【特殊召喚】を利用するルートも考えたい。
なお緑属性では初の【不死】ユニットでもあり、
それを利用したギミックも生まれるかも知れない。
巌流・小次郎:3点
緑属性では初となる単体で【スピードムーブ】を持つユニットだが、
付いている能力の組み合わせのせいで、
「BPが低いユニットが並んでいると点が取れない」という微妙に噛み合わない性能となっている。
BP7000~8000程度が並んでいるなど有用に機能する場面はあるので、
活躍できるかどうかは環境次第といったところ。
英霊ケット・シー:4点
「ソウルリバース」からのコラボユニットの緑版。
《獣王女アタランテ》で横に並べつつCIPの「キッカー」側を発動できれば理想的だが、
やはり注目すべきは【起動】能力。
基本BPは減ってしまうが【スピードムーブ】が付くため、
更地にされた返しに出しても有用なことが多い。
思ったよりも汎用性は高いかも知れない。
聖剣士パーシヴァル:5点
やはり目を引くのがCIPでの「進化」能力。
現状これで出るのは《ランスロット》《軍神アテナ》《戦女神ジャンヌダルク》の3種類だけだが、
それぞれに強みがある。
単純に「緑の4コススピム」としても運用でき、
もしかしたら他の色でも「タッチ」要員として組み込む構築も生まれるかも知れない。
○紫属性
ジョロウグモ:3点
《ソニック》の様に「連続攻撃」が出来るユニットをブロックして身を守ることも出来るが、
やはりメインとなるのはアタック時。
アタックを通すかブロックして【防御禁止】を付けられるかの選択を強いる効果はなかなか嫌らしく、
「昆虫」デッキ以外でもお呼びがかかるかも知れない。
クラウンソーサレス:3点
紫の「キッカー」要員はインターセプトをトリガーゾーンに直接セットする効果を持っている。
キッカーして0コスになった《ナイトガーデン》や《悪意のプレリュード》を連打する動きが強力で、
0コスのインターセプトが多めの「インセプコン」よりも通常の紫単の方が使いやすいだろう。
ブラック黄龍:2点
「ブラック四聖獣」の親玉的な存在で、
捨札の【四聖獣】を参照してコストが下がるという特殊な能力を持っている。
今回の「ブラック四聖獣」は【起動】で【四聖獣】を捨札に送れるので、
やり方次第ではかなり早い段階で召喚できることもあるだろう。
捨札を消滅させる《天竜ヘブンズドラゴン》絡みの効果がパラメータ調整により若干落ち着いたので、
もしかしたらワンチャンあるかも知れない。
なお今回もターン開始時の「特殊演出」があるとのことなので、
興味の有る方は挑戦してみるのも良いだろう。
Chariot:4点
「THE HOUSE OF THE DEAD」シリーズのボスキャラ枠として参戦。
【スピードムーブ】持ちとしては重めだが、
《天竜ヘブンズドラゴン》の返しに出すユニットとしてはかなり面白い1枚。
【起動】で打点を稼ぐこともでき、
終盤の詰め要員としても活躍が期待できる。
英霊モーガン:4点
「ソウルリバース」コラボユニットの紫版で、
やはり目を引くのが「相手ユニットを《カエル》に変えてしまう」効果。
手札ではなくデッキに戻すので、
【固着】や【消滅効果耐性】を処理する手段としても面白い。
【魔導士】のコストを下げる効果もあるので、
【魔導士】が多く入る「インセプコン」でも活躍が期待できる。
魔界総統ガープ:4点
CIPで《彩光の羽ばたき》を回収しつつ、
レベル3のインターセプトを連打して盤面を壊滅させる動きが強烈。
紫ゲージと関連しない効果なので、
紫単よりも「インセプコン」向けのユニットといえる。
もう1つの効果も面白いが、
ライフ差ぎりぎりの時にこれの発動の有無の差で負けると虚しい。
下振れ・裏目を恐れない人に薦めたい。
◎トリガー
LIVEラリー:1点
《燃え広がる戦火》から続く「直接ダメージ」系のトリガーだが、
「これをセットした後コスト5以上のユニットを出して相手に押し付ける」
というやや回りくどい動作が必要となる。
自分のトリガーゾーンを埋めた状態でターンを返せば、
返しのターンに被害を受けるリスクを減らせるだろう。
今後の研究に期待。
ロストテクノロジー:2点
「相手がレベル3ユニットを溜め込んでいる」「相手が《選ばれし者》を使ってカードを引いてきた」
などのタイミングで使うと効果的。
問題は発動が自分のターン開始時とやや遅めな点で、
ターンが戻ってくる前に一気に行かれると苦しい。
使われるかどうかは環境次第といったところ。
◎インターセプト
○無属性
トリニティ・アステリズム:3点
悪名高い「大三角」に新たなサポートカードが追加。
発動の為には《デネブ》《アルタイル》《ベガ》の3体のみでターンが戻ってくる必要があり、
《デネブ》2体に《アルタイル》《ベガ》1体ずつなどの盤面では発動不可。
幸い「大三角」はドロー力が高く、
《トライフォース》や《冥護の領域》などの守り用のカードを集めやすいので、
それらの力を借りれば発動のチャンスは十分にあるだろう。
さよならの答え:2点
《虚空への回帰》の流れを汲む、
「消滅対策」というべきインターセプト。
《リトル・アリス》などの消滅効果を使われたタイミングで使うのが有効な方法の1つだが、
相手ターン中ならば自分の消滅効果でも良いので、
イラスト通り《人身御供》による「自作自演」も可能。
何気にカードを引く効果もあるので、
それ目当てで使うのも良いかも知れない。
フルーツバスケット:1点
2.1で登場した「フルーツガール」のうち1体を【特殊召喚】するという、
少し変わった効果を持っている。
発動の為にはある属性のユニットの数が「単独トップ」であることが必要で、
更地の場合は勿論、「黄2体、緑2体」のような盤面でも発動は不可能。
条件が厳しい割には「コスト軽減」の恩恵を受けられるのは実質次ターン以降ということを考えると、
活躍させるには相当の努力が必要となるだろう。
○赤属性
猛犬注意!:1点
《氷纏いし大地の巨人》の流れを汲む「2色インセプ」の最新版で、
これは赤緑に対応。
数値的には「相手ユニット全体に3000ダメージ」といった感じだが、
自軍の《戦女神ジャンヌダルク》を育成する手段としても使うことが出来る。
それでもCPのかかる属性インセプということで、
活躍できるかどうかは環境次第といったところ。
○黄属性
ビブリオフィリア:2点
《猛犬注意!》と同じく「2色インセプ」の新シリーズで、
こちらは黄青に対応。
1枚で2点分のライフ差を作れ、
終盤これを連打して勝つプランも考えられる。
この手のカードとしては発動条件が緩く、
もしかしたら「無限アイリーン」の流れを汲むワンショットデッキが出来るかも知れない。
○青属性
ラストディゾナンス:1点
《アラクネ》《魔導教師レイナ》などの流れを汲む、
「一時的にBPの上がったユニットを破壊」するカードだが、
あまり評判のよくない「5連カード」になっていて、
その分コストも重くなっている。
CIPだけでなくPIGでも発動するのでその意味では融通は利くが、
やはり1回2コスというのは重く感じる。
CPを増やしたりコストを減らしたりなどのギミックが欲しいところ。
○緑属性
コード:エニグマ:1点
こちらも「2色インセプ」となっていて、
対応する色は緑黄。
全てのユニットの行動権が消費されるのでこのターンは点は取れなくなるが、
自軍には《不屈》が付くので返しのターンの守りは出来るという仕組みになっている。
赤系のデッキに火力でBPを下げられるなどで上から殴られた返しに使うのが有効だろう。
行動済のユニットの総数を参照する《英霊パンドラ》との相性も良好。
○紫属性
私を怒らせるな:2点
低コストのユニットを横に並べる「血染め」系や「青紫」系のデッキとの相性は良いが、
やはり紫ゲージの消費は重い。
昔ながらの「OC珍獣」的に、
ここからレベル3ユニットを走らせて大量得点を狙って行きたい。
<<<レビューここまで>>>
そんな感じでカードをひと通り見て来ましたが、
やはりいちばん驚いたのは「ブラック四聖獣」の登場。
Ver.1.3の「旧四聖獣」は一部イベントで使われただけに留まりましたが、
果たして「リベンジ」は成るのか注目です。
総合的には、
・赤の《爆裂女神カーリー》が赤系のアグロデッキの速度を上げる手段とて活躍しそう
・青の《フリーズロイド》《時女神アイオーン》がタッチ運用が容易で使いやすそう、
・緑の《聖剣士パーシヴァル》が緑の得点力を補う手段として有用そう
と感じました。
他の色も様々な可能性を秘めている感じなので、
稼働後の動きには注意していきたいところです。
またこの機会に皆様も自分なりのカードレビューを行い、
点数付けをやってみるのも良いかもしれません。
以上、Ver.2.3EX2のカードレビューでした。
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◎おまけ:M・o・Aちゃんが何か言う
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◎宣伝
転生の宴は
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