今日は終日曇り空、冷やかながら落ち着いた天気となりました。
次の日曜には大安吉日ということで地鎮祭のお約束もありますので、今日の社務の一つはその竹取りです。
地鎮祭など屋外で神事を行う際は一般的に、竹を四本、柱のように立てて注連縄を張り、その中に祭壇を準備します。
竹を立てるのは一年中青々として縁起の良い木だから、あるいは単純に昔は竹藪などありふれたもので簡便に取って使えるから、などといろいろと謂れがありますが、開発の影響で自由に取れる竹は最近ごく僅かになっています。
もし取れなくなれば作り物の竹やテントなど代わりの柱を以て注連縄を張るなど考えなければいけませんが、今は竹林をお持ちの方に許可をいただいて、なんとか必要な分の竹を用意できているといったところです。
明日から雪が降るとの予報があり、日曜の天気も気になるところですが、普段通りのお祭りが出来るよう気を引き締めてまいりたいと思います。