“神社でお祓いに使う道具”…イメージは出来ても名前まで知っている、という方は少ないと思います。
私達神主が人や物をお祓いする際には、普段『大麻(おおぬさ)』という道具を使います。 榊の枝に紙垂を下げたもの、或いは木の芯に沢山の紙垂を下げたものです。 普通の方は写真にある後者を思い浮かべるのではないでしょうか。
これは木と紙でできているものですので、定期的に新しい紙で奉製しなければなりません。
新しくした大麻。黄色がかっているのは無漂白の紙を使用したためです
当神社では15枚重ねた紙垂を8房用いておりますので、合わせて120枚の紙を切って垂らして1本の大麻が出来上がります。 先日から綻びが気になっていた大麻を、今日新しくする事ができました。