落ち葉の多くなるこの時期、境内掃除を早めにはじめる事も多いのですが、先日掃除をしていると駐車場で猫が寛いでいるのを見付けました。 野良猫だとは思うのですが…
特に町中の神社では、他の場所と比べて動物を見かける事が多いかもしれません。 木々に囲まれているので鳥なども集まりやすいのは確かですが、例えば実際に鶏などを飼っている神社もありますし、この鈴鹿明神社でも池に鯉と亀が住んでいます。
大きな神社では馬を飼っている事もあります。 「絵馬」が本物の馬の代わりとして奉納されるように、人や物を運び農作業にも深く関わる馬は古来より貴重な財産であったからです。
また「神使(しんし)」という存在もあります。 春日の鹿・稲荷の狐・八幡の鳩などのように神様の御使いの事で、こちらも神社によっては保護・飼育されていたりもします。
と、色々な事情もありますが、単純に動物を見ると心が和むものです。 境内では人にも動物にも、思いやりをもって接していただければと思います。