昨日、榊について少しお話をさせて頂きました。本日は、その榊を使って奉製する玉串のお話をさせて頂きます。玉串は榊の枝に木綿(麻苧)や紙垂を付けたもので、神職や参拝者などが神前に拝礼する際に捧げる物です。
当社では境内の榊から剪定したものを、綺麗に拭いて紙垂を付けて奉製します
玉串を受け取られたら、祈念を込めます
時計回りに回して頂き根本を御神前に向けられて納めます。玉串を納められた後、大神様に二礼二拍手一礼の作法にてお参りします。
簡単では御座いますが、一般的な作法をご説明させて頂きました。玉串をあげる機会は、そうあるものではないかもしれませんが、決まった作法があったという事だけでもご承知おき頂けると幸いです。