本日、鈴鹿長宿自治会主催の盆踊りが境内で行われます。早朝より自治会の皆様が準備に追われ、昼前に設営が終わったようです。
以前は別の場所で行われていたようですが、近年は当社の境内をお貸しして毎年盛大に納涼盆踊り大会が行われております。
盆踊りの起源を調べてみると、文献に最初に登場するのは室町時代のようです。平安時代、空也上人によって始められていた踊仏念が、民間習俗と習合して仏念踊りとなり、精霊を迎える、死者を供養する行事として定着したようです。
仏念踊りは、鎌倉時代には一遍上人が全国に広めたようですが、一遍や同行の尼僧らは念仏で救済される喜びに衣服もはだけ激しく踊り狂い、法悦境へと庶民を巻き込んで大ブームを引き起こしました。
それ以降は、宗教性よりも芸能に重点が置かれる念仏踊りが生み出され、人々はさらに華やかな衣装や、振り付け、道具、音楽などを競うようになったようです。
神社が位置するこの鈴鹿長宿地区では8月15日後の土曜日に行われるのが恒例となっております。自治会手作りの納涼盆踊りで毎年アットホームな感じとなっております。
早朝よりテントの組み立て、やぐらの組み立てとお疲れ様でした。一旦解散して18時頃より地域の皆様が集まってくる予定です。