彼岸入り
2019年03月18日 | 暦
今日は春の彼岸入りの日です。
彼岸とは春分・秋分の日を中日とした各一週間の事で、元々は仏教における祭事(彼岸会)を指す言葉でした。ちょうど太陽が真西に沈む時期なので、西方浄土の思想と合わさって行われるようになったとの説があります。
しかし日本の習俗と結びついたことで、今では御先祖様の御霊・御墓にお参りする時期として広く知られています。
一般には「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉の方で馴染みがあるのではないでしょうか。まだ季節の境目という感が強く、今日も昼間は大変暖かな陽射しがありましたが、朝晩や日陰に入ると思った以上の肌寒さに驚くほどです。
ただ境内の枝垂れ桜は蕾が膨らんできたようで、遠目に輪郭が色付いてきているのが分かります。あともう少しで桜の季節ですね。