家を建てる前のお祓いである地鎮祭は一年を通じて受付をしておりますので、それに伴い4本1組の竹が必要になります。
この竹は地鎮祭を行う際に祭壇の周りに柱の様に差し立て、しめ縄を張って四角く斎場を形作るためのものです。最近は竹林自体の数が少なくなったためどの神社でも竹を用意する際は苦慮していると聞きますが、当神社では地主の方に許可をいただいてなんとか今に至るまで準備が出来ているという所です。
調べるとタケノコは5月の季語。タケノコが伸びて秋口まで来ると縄が張れる位の硬さになるのですが、つまりそれまでは去年生えたものを選んで使わなければなりません。
天候によってその年使えるほど成長する竹の数には多寡があります。今年は雪が積もったりはしませんでしたが昨年の竹の伸び方が芳しくないような…これから段々と悩ましい時期になりそうです。