『盛り塩』『清め塩』などと言われるように、日本においては塩は神聖なもの・穢れを祓うものとして知られています。
神社にも通じるところがあり、大麻(榊の枝か木芯に紙垂をつけたもの)と並んで塩湯(塩を溶かした湯)が公式のお祓いの道具とされています。
日本の神話で“伊邪那岐命が海で禊をして黄泉の国の穢れを祓った”とあるのに由来するものですが、他にも人が生きる上で欠かせない霊力のあるもの、また火にかけても焦げない=穢れないもの等色々な謂れがあるようです。
社頭でも授与品の一つとして御神前にお供えした塩を頒布しております。
お祓いは普段の生活の中に取り入れる事ができるものです。何かお知りになりたいことがあればお気軽に神社へお尋ねください。