今日は十二支でいうところの“戌”の日で、安産祈願の吉日とされています。
“妊娠五カ月目の戌の日に腹帯を着けると安産になる”という言い伝えに由来するものですが、この鈴鹿明神社でも安産祈願の御祓いをさせていただきました。
こちらは社頭で頒布している腹帯です
“犬が安産であることにあやかる”という意味がありますが、『戌』という字にも元々“作物を収穫する”という意味があるそうで、それも由来に関係があるのかもしれません。
それにしても“安産戌の日”、稲荷神の祭日の“初午”、夏の土用などの“丑の日”と、昔は今以上に干支や暦というものが人々の生活に寄り添っていたのでしょうね。
このところは日中陽射しに恵まれてはいますが、まだこの二月は冬の冷たさの残る時期でもあります。 御祈願をなさいました皆様の御健康、また安産成就をお祈り申し上げております。