今年もあと半月を切り、境内ではもう平成30年の看板などが張り出され徐々に新年の装いへ変わりつつあります。
今日は「謹賀新年」の提灯を掲げる枠の紅白の装飾を行いました。 これに限らず御正月は至る所に紅白の色付けがされることになります。
昨年の年末。今年ももうすぐこの光景になります
『紅白』は“紅白歌合戦”のように対抗する二組を表す色でもありますが、特に神社では祝賀の色として使われるものです。
『赤』は“明るい”に通じ、大切な、また誠実なという意味も含んでいます。 “赤誠”、“赤き心”と祝詞の文面で用いられることもあります。
また『白』は素朴と清浄を表す色で、お祓いの道具(大麻)や注連縄の紙垂など神社で最も多く使われている色です。 今と違い、江戸時代までは神主の装束も白一色であったとも言います。
段々と年末が迫っていますが、ずっと良い天気が続いているのが幸いです。 今のところ順調に準備できていますので、このまま気を抜かずに進めて参りたいと思います。