この数日の雨が終わり、秋晴れの気持ちの良い晴天に恵まれました。
さて、神社でお参りする際よく゛二礼・二拍手・一礼゛の作法でお参りされると思います。
これは敬礼作法(けいれいさほう)といい目上の方を敬う際の作法です。
最初と最後の二礼と一礼は頭を下げる作法になりますので、なんとなく相手を敬う際に行う作法だという事が想像つくかと思います。
では、二拍手(はくしゅ)はどういった作法になるのでしょうか?
実は古くか日本には目上の方に対し、手を打つ習慣がありました。
魏志倭人伝に゛倭人は偉い人に会ったときに手を打つ゛とあるそうです。柏手(かしわで)は神様だけでなく人に対しても行われていた事が伺えます。
それが現在となり、人に対して柏手を打つ事がなくなり、神様に対してだけこの習慣が残って参りました。
何気なく行っていた、拍手も頭を下げるのと同様相手敬う時に行う作法だと分かると、お参りの際の気持ちも普段と違ったものになるかもしれませんね。