昨日、40歳以下の神職で構成致します神青協一都七県協議会で、3回目の福島県いわき市久ノ浜諏訪神社氏子地域の民家瓦礫撤去作業のため、当社禰宜が復興支援活動に奉仕して参りました。
前回も参加させて頂き、今回でいわき市久ノ浜では2回目の復興支援となります。前回同様、氏子地域の民家瓦礫撤去の作業を行いました。この作業は、民家の中にある家財道具を全て出せば、行政により家の撤去をしていただけるとのことで、今回63名の参加で、5軒分の家財道具を搬出致しました。
まず、神社前の広場で、結団式を行い、久ノ浜諏訪神社宮司様、禰宜さんの挨拶、一都七県協議会会長挨拶、また、このいわき地区の神職の会美浜会会長挨拶ご作業開始となりました。下の写真は、結団式の様子です。
結団式終了後、3班に別れ、民家の瓦礫撤去作業に従事致しました。我々神奈川県神道青年会は海沿いの民家の担当となりました。下の写真がその様子です。
家の中は、全てが震災直後のままで、その津波の大きさを実感致しました。上の写真中央の山は、津波、地震により山肌が崩れ落ちたとのことでした。
今回、一緒に復興支援活動をさせてい頂きましたいわき市美浜会(神職の会)の会員の中に、福島第一原発から7kmの浪江町に鎮座する神社の神職さんもいらっしゃいました。帰りたいけど帰れない状態が続いており、別の場所に住まわれていらっしゃるとのことでした。この浪江町が復興支援活動が出来るようになったら、是非協力頂きたいとのお言葉を頂きました。
今回ご奉仕させて頂き、地域の皆様から温かいお言葉をかけて頂きました。少しずつではありますが、復興が進んでいるようです。復興後の復旧にはまだまだ時間がかかりそうです。
このような活動には積極的に参加し、少しでも復興復旧にお役に立てるよう活動して参りたいと考えております。