本日は久しぶりの雨と急激な気温の下降で底冷えの一日となりました。
最近の社務は正月の準備を進めております。今週の土曜日には注連縄に取り付ける玉(〆の子)作りを行います。この〆の子についてインターネットで検索すると、注連縄は「雲」、紙垂は「雷」、〆の子は「雨」を表していると記載がございました。
昨年の玉(〆の子)作りの様子
注連縄は天照大御神が天岩戸から引き出された際、二度と天岩戸に入れないよう太玉命が注連縄で戸を塞いだこと(古事記)が伝承上における起源とされております。また、注連縄の材料そのものが、刈り取って干した稲藁、又は麻であることから、稲作文化とかかわりの深い風習から来ているとも考えられております。
日本は稲作文化。すなわち、お米を作るのにこの環境が必要となり、全てを合わせて五穀豊穣を願う物と言うことのようです。
今年も注連縄奉納同志会、氏子青年会お手伝いのもと玉作りを行います。今週の土曜日晴れる事を願いながら準備してまいります。
昨年作製した玉(〆の子)