座間郷総鎮守 鈴鹿明神社ブログ「社務日記」

神奈川県座間市入谷西鎮座、座間郷総鎮守 鈴鹿明神社の神事や日々の様子、神社の豆知識をお知らせ致します。

境内にひまわり

2014年07月16日 | 境内の様子

この座間市の“市の花”は、ひまわりです。

市内ではひまわりの種でお菓子やお酒が作られたり、数年前にはひまわりをモチーフにした市のキャラクターも出来ましたので、ご存知の方も多いかと思います。

今は丁度ひまわりが芽を出して伸びる時期なのでしょうか、“苗”くらいに育ったものをいただける機会がありましたので、境内の一角にひまわりを植えました。

土ごと移植したわけではないのでちゃんと育つかどうかは判りませんが、花が咲けば望外の喜びです。花がついたらまたこの社務日誌でお知らせ致します。

昨年8月、座架依橋のひまわり畑。立派なものです

こちらが座間市の“ざまりん”。昨年10月の「鈴鹿長宿竹灯りの夕べ」にて


7月15日 月次祭斎行

2014年07月15日 | 神社祭事

15日という事で、今朝本殿では月次祭が執り行われました。

毎月1日と15日は本殿を始め境内の小さなお社“末社”のお供え物を一斉に新しくし、また注連縄を張り替えます。 神社を清浄にし威儀を保つという意味と、いつまでも変わらない気持ちでお祭りを行う、という志を示す意味もあります。

普段の日も毎朝“日供祭”というお祭りを行っていますが、1日15日はそれに代えて月次祭を行います

とうもろこしやトマトなど夏野菜が上がるようになりました

先週台風が過ぎてから暑い日が続き、境内では蝉も鳴くようになりました。 今は盆の時期にも当たり、遠方までお出掛けになる方もいらっしゃるかもしれませんが、くれぐれも熱中症などにはご注意ください。


十二支の話

2014年07月14日 | 

今日は大安・安産戌の日となり、天気の良い事もあって御祝の方が多く参拝に見えました。

詳しい暦やカレンダーを見ると、各々の年・月・日に十二支が当てられているのが分かると思います。中でも妊娠5ヵ月目頃の『戌(いぬ)の日』は、犬が安産で子供を増やすのにちなんで、腹帯を巻く・神社に祈願するとお産が軽くなる、と昔から言われています。

今は十二支というと今年の『午(うま)年』のようにその年を動物で表したものとして知られていますが、元々は中国で1月から12月を呼び分けるものとして考えられました。

「犬」や「馬」など動物を指していたわけではなく、“草木が生長しやがて枯れる(自然の循環する)姿を12の段階に分けた所”を表した文字であるそうです。

やがては時間や方角も表すようになり、日本では江戸時代まで日常的に使われていました。

元々の意味が難解なので、分かりやすく十二支それぞれを動物になぞらえて覚えるやり方が広まりました。

 “昔、神様が『元旦に神殿に早く来たもの12匹に、1年ずつ順番にその年を守ってもらい、これを十二支とする』というおふれを出しました。 

牛は自分の足が遅い事を気にして前日から神殿へ歩き出し、その甲斐あって初めに神殿へ到着しました。 しかし悪知恵の働くネズミはその牛の背中に乗っていたため、神殿に入る直前背中から飛び出し、まんまと十二支の一番になりました。

猫はネズミに嘘の日を教えられていて十二支に入れませんでした。そのため猫は今でもネズミを追いかけています。”

こんな昔話が生まれたのも誰かの工夫があっての事だと思うと面白いですね。


例祭の諸準備

2014年07月13日 | 境内の様子

今日は曇り空。時よりポツポツと雨が降るそんな天候です。

午前中は初宮などのご祈願があり、午後には空いた時間を使って例祭で使用する物品等の確認などを行っています。

神輿渡御の際に使用する提灯の良し悪しと在庫数の確認などを行っています。

宵宮祭や神輿渡御の際使用します

宮司用、総代長用や祭員、総代用とそれぞれに分かれていてひとつずつ確認していきます。

前年、例祭終了後状態を確認してサランラップにひとつひとつ包んで保管してきました。

その保管期間で齟齬がないかを見てゆきます。

これから2週間余り、準備と確認を行いながら祭礼当日を迎えます。

 

 


兼務社八坂神社例祭 斎行

2014年07月12日 | 兼務神社

本日11:00より、兼務社である八坂神社にて例祭が斎行されました。

八坂神社は同じく兼務社の長嶋神社境内に鎮座しており、普段は長嶋神社の氏子総代の皆様の手により守られています。

先だっての鈴鹿明神社夏越大祓の際に、“京都八坂神社と同じ素戔鳴尊をお祀りしている縁で、粽(ちまき)をいただいている”とこの社務日誌でお知らせしました。

この八坂神社も名前の示す通り御祭神は素戔鳴尊をお祀りしています。

素戔鳴尊は神話に於いてはじめは荒ぶる神、後には八俣大蛇(やまたのおろち)を退治する英雄神として描かれていますが、過ぎ去ったあとに晴天をもたらす台風の如く、強い御神威によって全国で崇敬を集めています。

今年は真夏のような青空になり、盛大に例祭を斎行することができました。暑い季節がはじまりましたが、氏子崇敬者の皆様のご安寧とご多幸とを心よりご祈念申し上げております。

祭りの始まる前は独特の賑やかさがあります

出店も多く出ています。お近くの方は是非お立ち寄りください


台風一過

2014年07月11日 | 境内の様子

昨晩の内に今回の台風8号は通り過ぎ、今日は一日快晴となりました。

今朝、神社の様子を見るまでは内心穏やかではありませんでしたが、どうやら関東地方に接近する前に台風は勢力を弱めたようで、境内の葉を散らした程度の影響で済んだようです。

境内は木々で囲まれているので、物が飛んで何かを壊す、というような事は(勿論事前に片付けもしていますが)滅多にありませんが、それ故に大型台風の時は大きな落ち枝がある事もあり、生活道路に落ちないようになどと中々気を遣うところです。

今回は大過無くやり過ごす事ができましたが、夏は台風の季節です。気を引き締めて参りたいと思います。


七夕短冊を持参

2014年07月10日 | その他

台風の影響からか風が徐々に強まってきました。

雨のピークは今夜半から明日明け方までとの事、注意が必要ですね!

当社でも七夕短冊の行事を行いましたが、近隣の幼稚園や保育園などでも行っていたようで7月7日を過ぎたころから七夕短冊を持参される方が多くなりました。

持参された七夕短冊

 持参された七夕短冊は、神棚やお人形と同様にお祓いをしてお焚き上げを致します。

祓所にてお供えをします

 

お祓いを行った後、祭詞を奏上します。

皆さんのお願い事が成就しますよう心よりご祈念申し上げております。


台風到来の準備。

2014年07月09日 | 境内の様子

時より霧雨の降る天候となっていますが、明日の夜から明後日にかけて台風8号が関東地方に近づく予報となっています。

沖縄地方には、強風と大雨による影響から特別警報なるものが発令されていて、過去50年で最も注意を要するという意味だそうです。

当初より台風自体の強さも徐々に弱まってきていますが、それでも梅雨前線なども影響して北陸・東海・東日本・北日本も局地的に大雨となっているようです。

神社でも先ずは風対策という事で、境内にある看板の取り外しなどを行いました。

境内にある厄年表や御祈祷方法の案内看板などを室内に片付けました。

 

手水舎の説明書きも風で煽られる危険性があるので取り外しました。

強い勢力を保ったまま北上し九州地方に上陸後、進路を東に変えて四国・近畿・東海・関東へとやって来るようです。

どのような影響があるかわかりませんが、備えは早い内から。

ニュースなどの気象情報を丹念に確認して、被害の出ないよう心掛けたいと思っています。


真夏日となりました。

2014年07月08日 | その他

今日は朝から強い日差しが照りつけ、風もあまりないのでとても暑く感じられます。

昨日はしとしと雨が降り梅雨らしい天気でしたが、今日は良く晴れています。

日陰が涼しく感じられます

非常に強い台風が、沖縄を暴風域にして北上中。関東地方には11日に最も近づくか日本列島を縦断するかもという予報も出てとても心配です。

昨日と今日の朝には蝉の鳴く声も聞かれました。

気温が高くなると夏の虫たちも徐々に準備をしているようです。

台風が梅雨前線を追いやって台風が過ぎ去ったのちには梅雨明けとなればいいんですが。

先ずは、台風の影響が最小限となりますようお願いしたいものです。


七夕祈願祭斎行

2014年07月07日 | 神社祭事

本日は台風の影響でしょうか一日雨が降りしきり、静かな一日となりました。

さて、今日は七夕です。本年も境内に短冊を用意し、ご参拝戴いた皆様にお願い事をお記し戴きました。皆様はどのような願いを記されたのでしょうか?

本日夕刻に、七夕祈願祭を斎行し、皆様が願いを記された短冊の願いが速やけく成就なさいますよう御神前に於きまして御祈願致しました。

来年も一週間程前より境内に短冊をご用意致します。ご来社の際はどうぞお書きくださいませ。


茅の輪を取り外しました。

2014年07月06日 | その他

今日は雨も上がり、気温も少し高めとなっていて少し蒸し暑く感じられます。

6月末に準備した茅の輪を本日午後に取り外しました。

大祓後も多くの方が、茅の輪をくぐってお参りする姿を何度と無く見かけました。

設置した当初は青々としていましたが、罪や穢れをとっていただいた茅の輪はこのようになってしましました。

枠はきれいに水ぶきし、来年のこの時期まで倉庫にしまっておきます。 

この時期は雨も多く気温も高いことで体調を崩されたり食中毒なども流行る季節でもあります。

このジメジメした季節に罪や穢れを落とすことでこれから迎える暑い季節を乗り切る体力と精神力を神様からいただかれたかと思います。

台風がやってくるような気配もある中、梅雨の末期とも言える大雨などに注意をし健やかにお過ごしいただきますようご祈念申し上げます。


梅雨空です。

2014年07月05日 | 境内の様子

今日は朝から梅雨空です。

朝からしっかり雨が降っています。

6月30日に行われた夏越大祓い神事の茅の輪も7月7日の七夕の短冊も今日は濡れています。

気温も低めで過ごしやすい一日となっていますが、六曜は友引とあって外のお祭りもあり忙しい一日となります。

今日は降ったり止んだり 

この頃の朝晩は少し肌寒く幾分過ごしやすい日和となっています。

天候や気温の変化が大きくなっていますのでお身体くれぐれもご自愛下さい。 


粽の頒布

2014年07月04日 | 御祈祷・授与品

6月30日に行われました夏越大祓では、ご参列された皆様に『粽(ちまき)』をお頒けしました。

粽とは戸口に吊るして疫病除けとしていただく御守で、毎年この夏の大祓のために八坂神社よりお送りいただいているものです。

由来書にはこのようにあります。

“京都八坂神社の祇園祭の「ちまき」は洛北みどろヶ池付近の農家の人々が山から笹をとり中味なしで巻いて作ります。 「ちまき」は昔中味があった筈ですが今はありません。 山鉾巡行に際して鉾上より投げる「ちまき」を見物衆は争って拾い持ち帰り、疫病災難除としたといいます。

・・・当鈴鹿明神社の御祭神には京都八坂神社の御祭神と同じ素戔鳴尊(すさのをのみこと)をお祀りしており、その縁でお頒けいただいた「ちまき」を6月30日の夏越大祓にご参列の参拝者にお渡ししております”

玄関に下げてお使いいただきます

大祓は終了致しましたが、まだ幾らかの粽が社務所にあります。この時期の風物詩という事で御祈願をなさった方などにお頒けしておりますので、ご興味のある方はお気軽に社務所までお問い合わせ下さい。


兼務社例祭の諸準備

2014年07月03日 | 兼務神社

7月に入ってからまだ3日しかたちませんが比較的天気は落ち着いていますね。

先月は大気の状態が不安定となり県内でもあちらこちらと雷雨となりましたが、今月は特に際立って大降りになっているようなところはないようです。

7月から8月、9月にかけて当社の兼務神社の例祭が順次斎行されていきます。

兼務神社によって状況は異なりますが、神社神輿の他に町内の子供神輿を何基も出される神社もあって例祭当日には各町内の子供神輿にも御神体を仮に御遷しする為の神事を行い、子供神輿1基毎に御神体としての御幣をお祀りします。

12センチ位の大きさです。

神事の後、各子供神輿の扉を開けて神輿の中に鎮めます。

少子化と言われている昨今ですが、町内役員の方々のしっかりした運営方法と指導により多い所では9基の子供神輿が出る神社もあります。

氏子の子供達には、なるべく多くの経験と郷土の歴史を肌で感じるお祭りに係わりを持つことこそ情操教育の骨幹になると考えます。

 


七夕短冊

2014年07月02日 | 境内の様子

今日は大安戌の日、午前中はお宮参りや安産祈願などのお祭りがありました。

今日は朝から気温が高く、暑さを感じる日和となっています。

先月末頃から境内に七夕の笹竹を準備して、参拝に来られた方にお願い事を書いて笹竹に掛けられるよう用意しています。

拝殿前に短冊とペンを用意しています。

 

先月の土日と30日の夏越神事で徐々に短冊も掛かってきました。

 

高い位置にはなかなか掛けられないので、拝殿の両側にそれぞれ笹竹を準備しています。

7月7日まで行っていますのでご参拝の際にはどうぞお掛け下さい。

掛けられた短冊はその後、全て笹竹から外し、神前にお供えをして祈願祭を執り行う予定です。