座間郷総鎮守 鈴鹿明神社ブログ「社務日記」

神奈川県座間市入谷西鎮座、座間郷総鎮守 鈴鹿明神社の神事や日々の様子、神社の豆知識をお知らせ致します。

お盆が明けて。

2018年08月16日 | その他

今日は送り火。里帰りしていた先祖の神様たちを神様の世界へお見送りする日です。

お盆が明けると普段の生活へと人々も戻っていきます。

お盆の時も御祈願はありますが、地鎮祭などの外の御祭は殆どの会社でお盆休みをとられているので期間中はめったにありません。

お盆が明けると地鎮祭などの予約が入るので、大麻や玉串用の榊を準備しています。

特に18日の土曜日が友引とあって地鎮祭などを承っています。

陽射しの強いこの時期は、一日で全てがだめになってしまいます。

この週末には夏の空気と秋の空気が入れ替わって暑さは変わらないものの湿った空気からサラッとした空気になるそうです。

酷暑と言われていたこの夏も秋の訪れが迫っています。


月次祭と終戦記念日

2018年08月15日 | 神社祭事

今日は8月15日。月次祭であり終戦記念日でもあります。

本日も午前7時より月次祭を斎行致しました。

月次祭後の挨拶で例大祭が無事斎行した事への謝辞を述べ、又終戦記念日に因み国や故郷を守ろうとした英霊に感謝すると共に平和の誓いを新たにして、境内にある戦没者の忠魂碑へこのあとお参りをされてからお帰りいただきたい旨の話しがありました。

座間市戦没者忠魂碑

核兵器廃絶平和宣言都市座間市の平和の誓い

本日は平和の鐘を座間市の依頼により正午より1分間撞きました。

広島市への原爆投下(8月6日午前8時15分)長崎市への原爆投下(8月9日午前11時2分)に引き続き本日正午終戦記念日として執り行いました。

その後、忠魂碑前にてお参りをしました。

あの第2次世界大戦が終り、みんなが平和の大切さを感じたにもかかわらず未だに世界から戦争が絶えません。

保護主義経済から色々な国との間で摩擦がおきていて、きな臭い匂いすらしてきます。

核廃絶の条約も刻として進まず、世界平和の言葉だけになってしまっています。

日本は戦争を起こした過ちを二度と繰り返さないと共に原子力爆弾を投下された唯一の被爆国でもあることを国民ひとりひとりがより一層心に刻み、世界へ大きな声あげていかなければならないと思います。


月次祭の準備

2018年08月14日 | 境内の様子

明日は15日、今月1日は例大祭でしたので一月ぶりの月次祭となります。月次祭を行わないのは8月1日の例大祭、また1月1日の歳旦祭の年二回ですので、今回少し間が空いただけでも久しぶりのような気がします。

月次祭の前日にはお供え物を準備し、また境内の至る所に下げられている紙垂を更新するのが恒例です。今日も暑くはありますが雨が上がったのは幸いで、普段通り境内全ての注連縄の紙垂を新しくすることができました。

この時期になると、お盆期間中でも神社が開いているかお問い合わせを受けることが多くあります。

当神社は御祈祷・授与品ともに、普段と同じく朝9時から夕方4時半まで受付を開いております。神職も常駐しておりますので、何かありましたら直接でもお電話でもお気軽にお尋ねください。


お盆の入り

2018年08月13日 | その他

今日は旧暦の盆の入り。先祖の神様を自宅にお迎えする日です。

地域によっては新暦で7月にお盆を行うところもありますが、一般的にはこの時期にお盆休みをとる習慣あるのでお盆と言えば8月中旬と言えるのではないでしょうか。

本日も初盆のお祭りを午前中にさせていただきました。

迎え火

本来神道なら御霊をお移した霊璽がご自宅でお祀りされており、日々お供えをして神祭りを行っているのでお盆をするのかどうか迷われる方もいらっしゃると聞きます。

しかし、この時期はだいたいの人は実家へ帰ったりして親兄弟親せきなどが顔をあわせる機会ともなり、亡くなった個人の御霊や先祖の御霊が一つの家に集える時でもあります。

人々は先祖の礎(いしずえ)基にあり今の世に生かされているとも言えるのです。

祖父母や親せきなどから昔話や故人の話など聞き、懐かしさなどに浸ることもこのお盆の意義なのではないでしょうか。


例大祭はいつが多いのか

2018年08月12日 | 神社知識・作法・歴史

何度も書いていますが、8月1日にこの鈴鹿明神社では例大祭が執り行われました。御神輿が出て屋台が並び、境内にはちらほら浴衣の方もみえて…と絵に描いたような夏祭りです。

例大祭(正式には「例祭」)は、その年の豊穣を祈る2月の「祈年祭」、その年の収穫に感謝する11月の「新嘗祭」と並んで大祭に区分される御祭です。“その神社に特に縁の深い日を選んで行われる”とされており、神社毎に例祭日は別々に定められています。

夏祭りになる神社もあれば桜咲く時期の春祭り、紅葉の中での秋祭り、しかし冬祭り…という言葉はあまり聞きませんね。

実際にどの時期に例大祭が行われるものなのか、この相模中央支部の地域内(座間市・大和市・綾瀬市・海老名市・厚木市・愛甲郡)の神社110社の例祭日を調べてみました。 ※あくまでこの地域の数ですので、全国的な傾向とは異なる場合があります

  • 1月 → なし
  • 2月 → なし
  • 3月 → 2社
  • 4月 → 39社
  • 5月 → なし
  • 6月 → なし
  • 7月 → 9社
  • 8月 → 9社
  • 9月 → 30社
  • 10月 → 19社
  • 11月 → 2社
  • 12月 → なし

随分はっきりと、春4月と秋9月・10月がとびぬけて多い結果になりました。やはり田畑の仕事を中心に考えると、この春と秋が一年の農事の始めと終わりに当たるからかもしれません。

12月から2月にかけてお祭りがないのは年末年始と重なるからと、判りやすいところです。5月6月はちょうどお田植がはじまる頃で、また梅雨入りもあるため遠慮されているのでしょうか。

当神社でもお盆が明けて風神祭を過ぎれば、兼務神社の秋の例大祭の時期になります。まだまだ暑い日が続きますが、気が付けば次の季節ももう目前となっているようです。


平成30年七五三お衣装・お着付・記念写真予約展示会のお知らせ

2018年08月11日 | 七五三詣

平成30年七五三お衣装・お着付・記念写真予約展示会を下記の日程で開催致します。
皆様のご来社お待ちしております。

日時 平成30年9月2日 日曜日 午前10時~午後4時
場所 鈴鹿明神社内 参集殿

※御来社の予約は不要となります。当日車でお越しの方は交通誘導員が駐車場の案内をさせて頂きます。


拝殿清掃

2018年08月10日 | 境内の様子

今日も朝から厳しい日差しが降り注ぎ、昼頃には気温が33度を超えてきました。

朝の内に境内の清掃は終わりましたが、毎週金曜日には夕刻に拝殿の拭き掃除を行っています。

幣殿や拝殿などの乾拭きは毎朝朝拝前に行っていますが、窓や板の間の隙間からほこりなどが入って来ていて乾拭きではなかなか拭ききれないところもあり、毎週金曜日には硬く絞った濡れ雑巾で行っています。

社殿の板が乾燥している時は幾分隙間が出来て風の強い日などは床から風が吹きあがってくることもあります。

汚れていないようでも土埃のような感じの塵が取れる時もあります。

欄干も拭いています。

約1時間かけてきれいになりました。


平和祈念の鐘つき(長崎原爆投下の日)

2018年08月09日 | その他

昨晩から今朝にかけて台風の影響により雨風が強くなるとの予報が出ておりましたが、神社の方は大きな被害もなく、普段より落ち枝・落ち葉の量が多い程度でした。

神様の通り道である正中(せいちゅう)から掃き清めていきます

本日はタイトルにあるように73年前の8月9日11時02分に、アメリカ軍により長崎県長崎市に原爆が投下され多くの尊い命が一瞬にして奪われました。

11時02分に当社鐘撞堂でも鐘を鳴らし、犠牲になられた方々のご冥福と恒久の平和祈念しました。

先の大戦での記憶を風化させない為にも、次世代にもしっかりと伝えていかなければなりません。


台風13号に備えて

2018年08月08日 | 境内の様子

今晩から明朝にかけて、関東地方に台風が上陸するとの予報が出ております。

房総半島から東北地方東岸を撫でるように北上する進路が発表されており、この座間市近辺は幸いにも台風の芯に当たる事はなさそうです。とは言え職員のいない夜間に物が飛ばされたりしては大変ですので、午前中は看板や小物の取り外し等を行いました。

稲荷社の狐様も今日はお休みになります

昼を下ってもまだ霧雨と小風のみですが

木々に護られていると言いましょうか、常の台風ですと境内では小枝や葉が多めに散らされるくらいで特にどうという事もないのですが、近年の天気は段々と読めないものになっています。

想定外を想定して…というのは少々大げさですが、これからは本格的に台風の季節でもあります。油断せず事に当たりたいと思います。


酷暑ひと休み

2018年08月07日 | 境内の様子

昨日までの暑さが嘘のように今日はとても涼しくなりました。

日中の気温も23度前後と明け方からほとんど変わらず、昨夜から降った雨によって一時秋の風が入ってきたようです。

明日には台風が関東を通過もしくは接近する恐れがあり雨風共に強くなってくる予想です。

台風が過ぎ去ると又台風によって夏の太平洋高気圧がやって来て暑さが戻ってくるようです。

クーラーが要らない日中がこれほど心地よいものかと想い乍ら、このような気候の秋がいつやってくるのか考えてしまいます。

水辺は一層涼しく感じます。

ご参拝の方は大概神池の鯉を見ていかれます。

暑い日は湧水からの涼を求めていかれるようですが、今日はそれもひとやすみです。


平和祈念の鐘つき(広島原爆投下の日)

2018年08月06日 | その他

当神社境内には鐘撞堂があります。

鐘は音によって(時報として)時を知らせる・煩悩を散らす・悟りに導くとされていますが普通はお寺にあるもので、このように神社の境内にあるのは昔の神仏習合の名残と言われております。

それゆえ神社の行事で鐘をつく事はないのですが、年に三回だけ座間市よりお話を受けてこの鐘を鳴らす日があります。その一回目が今日、広島へ原子爆弾が投下された日です。

73年前の1945年8月6日午前8時15分、太平洋戦争の末期において広島市に米軍による原爆の投下が行われました。

軍人・市民を問わず極めて多くの方々がその犠牲となり、今もその傷が癒えたとは言えません。この平和祈念の鐘つきはその記憶を風化させないために行われるものです。

犠牲となられた御霊が安らかであります事と、世界の恒久平和をお祈りし、同時刻に鐘を鳴らしました。


座間ひまわり

2018年08月05日 | その他

連日猛暑日が続いております。

毎年座間市では´ひまわりまつり´を開催しております。会場は2箇所あり栗原会場(7月25日迄・終了)と座間会場がございます。

この座間会場は

8月11日(土)~15日(水)9時30分~16時(11日・12日は17時迄)

上記の期間開催をしております。

座間会場では、45万本のひまわりが開花し一面鮮やかな黄色のひまわりが広がっておりますので是非足を運んでみて下さい。

 

※座間市ホームページより

展望台※座間市ホームページより

散策路※座間市ホームページより

当日は周辺道路の混雑が予想されますので、なるべく公共交通機関をご利用下さい。また、小田急線「相武台駅」から「ひまわり会場」行きのバスが出ております。

当社でもこの座間市の花ひまわりを植えており丁度今開花をしております

座間会場にお越しの際は是非当社にお参りにいらして下さい。


例大祭後の静けさ

2018年08月04日 | その他

例大祭の片づけも終わり、本日は静かな境内で蝉の声が鳴り止みませんがゆったりとした時間が過ぎているようにも思えます。

弁天池の鯉も暑さから逃れるように池底の潜っているようです。

今回の例大祭では猛暑の中、氏子会、地元三地区の囃子保存会、氏子青年会、入谷睦、地元消防団と多くの皆様のご協力を得て、例大祭が厳粛にかつ盛大に執り行うことが出来ました。

我々神職は地元の皆様と一体となるからこそ、神社の護持運営が出来る訳であります。今後も氏子会を始め関係団体と手と手を取り合って伝統文化の継承に全力を尽くして参ります。

盛大に例大祭が執り行えたこと、今日のようにゆったりとした時間を過ごせること様々な時の流れに感謝しながら、引き続き神社隆昌のため神明奉仕に邁進してまいります。


次は風神祭

2018年08月03日 | 神社祭事

例大祭を終え、次の神社祭事は今月下旬の『風神祭』となります。

風神祭は台風の多くなるこの季節、田畑に風雨の害がないように祈るお祭りです。特に近年は晴れれば猛暑、降れば豪雨の向きがあり、もう少し穏やかな天気が続いて欲しいと切実に思うところでもあります。

また少しづつ準備を始めていかなければなりませんね。


祭りのあと

2018年08月02日 | 境内の様子

思えば数日前は台風に振り回され、昨日一昨日はそれを裏返したような炎天で、嵐のような勢いでお祭りが終わったような感があります。

今日は朝からその後片付けです。氏子会、神輿保存会、氏子青年会の皆様にも引き続きご奉仕いただき、午後にはほぼ境内を元通りにする事ができました。連日の早朝からのご奉仕、皆様誠にご苦労様でございました。

昨晩の境内の賑わい

芳名板を残し元の姿に戻りました

お陰様で大変良い天気の中お祭りをご奉仕する事ができました。あとは一雨降れば埃も気分も落ち着く…と考えるのは贅沢でしょうか。

しかし天気予報では当分の間暑い日が続くそうですので、皆様も体調には充分お気をつけください。