座間郷総鎮守 鈴鹿明神社ブログ「社務日記」

神奈川県座間市入谷西鎮座、座間郷総鎮守 鈴鹿明神社の神事や日々の様子、神社の豆知識をお知らせ致します。

月次祭と七五三

2018年11月15日 | 神社祭事

本日午前7時より霜月15日の月次祭を斎行致しました。

修  祓

宮司祝詞奏上

宮司玉串奉奠

参列者による玉串奉奠

今朝は放射冷却という空に雲がないために地表の暖かさが逃げてしまうという現象により最低気温が10度を下回るこの秋最も寒い朝となりました。寒い中のご来社また早朝よりのご参列ご苦労様でした。

今日11月15日は七五三。 3歳の男女の子は髪置(これより髪を伸ばしますして大人の準備を致します)、5歳の男の子は袴着(これより袴を着けて男としての準備を致します)7歳の女の子は帯解(幼児用の着物から帯を締めて着る着物に着替えます)これらの七五三を無事に迎えられたことを神様に奉告し、これからの御加護を祈ります。

七五三を終えると晴れて一人前として扱われるようになるのです。

※上記の写真は平成30年11月11日 日曜日の境内の様子です。


月次祭準備

2018年11月14日 | 境内の様子

今日は午前中から陽も出始め、穏やかな天候となりました。

明日は月の半ばで月次祭を斎行致します。今日は社務の合間を縫って境内の紙垂の交換と手水舎の清掃を行いました。

高い場所の紙垂は脚立を使って交換します

 

また明日11月15日、七五三の祝日ともされています。その日付の由来は徳川綱吉が我が子の祝の儀を行ったことに由来しています。昔は曜日というものがなかった為に、この15日に七五三を行うものでしたが、今はやはり15日に近い土日にお祝いをされる方が多いです。

明日は月次祭、七五三と重なりまた、大安吉日という事もあり慌ただしい1日となりそうです。天気には恵まれそうなので良い1日となるように奉仕にあたりたいと思います。


座間市内中学生職場体験(三校目)

2018年11月13日 | その他

本日、今年最後となります中学生職場体験3校目の受け入れを致しました。今日のお仕事は、境内の掃除、御祈祷の案内、年越大祓郵送分の準備を行いました。

先ずは境内の掃除!この時期は落ち葉が多く、我々神職も苦労するところではありますが、中学生の皆さんにお手伝いいただき、いつもより早く境内の清掃が終了致しました。

次に、白衣袴に着装し、年越大祓郵送分の案内作りをご奉仕頂きました!

奉仕終了後、全員で記念撮影を行い、本日の御奉仕終了となりました。皆さんにとりまして今日の御奉仕が記念に残る事になってくれたら幸いです。短い期間ではありましたがご奉仕ありがとうございました!

今回受け入れをさせて頂きました3校とも本当によくお仕事をして下さいました!ありがとうございます。来年もまた受け入れが出来たらと思っております。


年越大祓の郵送準備

2018年11月12日 | 氏子青年会

今日も午前中から夕方にかけて七五三やお宮参りなどの御祈祷があり、少々慌ただしい一日となりました。

今年も残すところ約1カ月半となり、社務の合間を縫って12月27日に行う年越大祓の御案内の郵送準備を致しました。

大祓とは6月末の夏越大祓、12月末の歳越大祓と、年2回行う神事で半年分の罪穢れといった良くないものを祓い清めて心身を改める、といった意味があります。

12月27日午後13時からの年越大祓は、境内にお越し頂ければどなたでも参加する事ができます。また遠方の方や当日来られない方はこの御案内でお送りした人形を同封の封筒等で神社に返送頂ければ、お祓いを受けることができます。

この案内は崇敬者の方々にお送りさせて頂くもので、氏子会の方々には氏子会役員がご自宅までお届けに伺います。また、新規で郵送を希望の方がいましたら、お気軽に神社の方までお尋ねください。


祝 七五三詣・初宮詣

2018年11月11日 | 七五三詣

本日は秋晴れの中、初宮詣を始め七五三詣と御祝いのお子様で境内が賑わいを見せました。

七五三の由来は、天和元年11月15日 江戸幕府第五代将軍徳川綱吉の長男 徳川徳松の健康を願って始まったとも言われております。かつては三歳の「髪置き」、五歳の「袴着」、七歳の「帯解」が行われており、「髪置」では男女ともにおこなわれていた儀式で、男児は「袴着」で袴を付け始め、女児は「帯解」でそれまで紐付で着ていた着物から帯で締め始める着物に変えたとされています。

とにかく成長を喜び、神様に奉告すると言うことは今も昔も変わらない日本の美しい姿と言えるのではないでしょうか?

当社では、参集殿内に併設する、美容室、写真室で御着付け記念撮影が可能となります。こちらに関しましては予約制となりますので神社までお問い合わせください。

本日お祝いを迎えられた皆様誠におめでとうございました!


紅葉狩り

2018年11月10日 | 境内の様子

今日は季節はずれのとても暖かい陽気に包まれた一日となりました。

今年は11月にしては暖かい日が多いように感じます。そのせか境内の紅葉が例年より遅くも感じます。

古くより日本人は紅葉を鑑賞して楽しんできました。詩歌にも多く歌われ、能にも紅葉狩という演目があります。それぞれ地方により時期は異なりますが、楓や山漆・銀杏・錦木等が赤や黄色に美しく変化をしていきます。

ようやく道路沿いの楓は赤く色を着け始めました

本殿左側はまだ時間がかかりそうです

また本日は土曜日という事もあり境内では七五三を始め初宮詣でのご家族の皆様で明るく賑わっておりました。

本日お祝いを迎えられましたご家族様、ご祈祷を受けられましたご家族様また、お参りされました皆様におかれましては、大神様の御加護を頂きまして日々お過ごしいただけますよう心よりご祈念申し上げます。


中学生職場体験(二校目)

2018年11月09日 | その他

あいにくの雨模様となりましたが、大安ともあって朝より七五三詣のお子様で賑わいを見せております。

本日より、座間市内中学生職場体験として、昨日とは別の中学生が職場体験にお見えになられております。

先ずは御神前にご奉仕を行う御奉告を申し上げ、御奉仕となります。本日も昨日と引き続き、御祈祷をお受けになられる参拝者を待合室よりご本殿への誘導を始め、晦日祓いの奉製等御奉仕を頂いております。

本日の中学校は1日奉仕ということです。短い期間ですが何か感じとって頂けると幸いです。一日宜しくお願い致します。


神宮大麻暦頒布始祭

2018年11月08日 | その他

本日15時より神奈川県神社庁相模中央支部神宮大麻暦頒布始祭が斎行されました。

神宮で新しく奉製された新年の御札・暦が各都道府県の神社庁に頒布され、各神社庁から各支部へと先日頒布が行われ、本日当社の所属している相模中央支部から各神社へと頒布が行われました。

祭典はじめにご参列の皆様をお祓いを致します

玉串を奉りて拝礼

支部神職代表に神宮大麻・暦をお渡しします

無事に各神社の方に新しい神宮大麻・暦が頒布されいきわたりました。神棚にお祀りされている御札はこのように幾度のお祭りを経て皆様の手元へと頒布されている事を、頭の片隅でも結構ですので覚えておいて頂けると幸いです。


中学生職場体験

2018年11月07日 | その他

年受け入れを行っている中学生の職場体験学習、今年も本日より市内の3校が順に執り行う予定です。

中学校によって学習日数も異なり、2日間の学校とと1日だけの学校とまちまちです。

今回の中学校は2日間。今日と明日の予定で2年の女子生徒2名が来られました。

お祓いを受けました。

来社後直ぐ御社殿にて2日間の体験学習を当社で行う旨の奉告祭を執り行い、御神前に玉串を捧げてお参りを致しました。

玉串奉奠とお参りの作法を教えて一緒にお参りしました。

午前中は紙垂の折り方など作業をしました。

午後は白衣袴に着替えて社頭にての奉仕となりました。

この季節は平日でも七五三の御祈祷があり、社務自体が忙しく生徒さんに神社の仕事としてどこまで体験させてあげられるかわかりませんがいつもの神社の雰囲気を少しでも感じてもらえたらと思っています。

生徒さんの期待に添えない場合もあるかもしれませんが、この時期のありのままの様子を見てもらえればと思っています。


年末御札頒布の準備

2018年11月05日 | 御祈祷・授与品

今日も時々雨が降ったりと変わりやすい天気となりました。

11月になると平日でも沢山の七五三で境内が賑わいます。しかし、あと1か月半位で新しい年を迎えます。

七五三という忙しい時期ではありますが、新年を迎える準備も少しずつ始めています。

今日は年末頒布する釜〆(かまじめ)と言われる御札一式と一緒にお渡しする晦日祓です。

御札一式には神宮大麻、当社の御札、荒神様、年神様に晦日祓いと紙垂が入ります。

晦日祓は祓い串で、新年を迎えるために綺麗にした神棚に御札を納める時や新年に神棚にお詣りする時などお祓いするために用いるものです。

12月中旬には頒布をはじめます。

準備する数が多いため毎日少しずつ奉製しています。

これらの準備が終わると平成最後のお正月が来ます。


平成31年鈴鹿暦到着

2018年11月04日 | 

早朝はかなり冷え込み、午後前には雨も降りだしてきた一日となりました。

先日、平成31年鈴鹿暦が到着しました。

暦というのは、昔のカレンダーの様なもので何か物事を行う日を選んだり年月日をきめたりする際に用いる事が多いです。

昔ながらの暦には『暦注』といって、季節の移ろいや日の吉凶を表す事柄が多く書かれており、中々に味わい深いものもあります。

暦にもいくつか種類があり、太陽を基準とした『太陽暦』、太陽と月を基準とした『太陰太陽暦』、月を基準とした『太陰暦』の3種類に分かれています。私達が普段使っているのは『太陽暦』になります。

昔は曜日などがなかったので、暦の情報などで生活をしており、季節の移ろいを感じていたのだと思います。もしお時間あるようでしたら、たまに見てみるのも面白いのではないでしょうか。


七五三詣の季節

2018年11月03日 | 七五三詣

今日は11月に入って初めての週末です。15日が“七五三の日”とされていますが早目にいらっしゃる方も増え、もう境内は七五三の季節に入っています。

ご家族のお祝いですからやはり平日より土日をお選びになる方が多いようで、特に昼頃は境内も大変賑やかになりました。

当神社は曜日に関わらず朝9時から夕方4時30分まで御祈祷受付を開いております。

御祈祷の御予約は不要ですが、なにか不明な点がありましたらお気軽にお尋ねください。


晦日祓の奉製

2018年11月02日 | 神社知識・作法・歴史

この時期になると、祈祷奉仕等と並行して年末年始の授与品の準備が始まります。

今日は社務所で晦日祓の奉製を行いました。

並べられた晦日祓

「晦日祓(みそかばらい)」とは文字通り大晦日に自宅でお祓いを行うための神具です。形も大きさも単純化してありますが、神主が神社で用いる「大麻(おおぬさ)」というお祓いの道具を小さくしたものと思っていただいて結構です。

当神社ではお正月用の御神札一揃である「かまじめ」の中に一緒に入れられるもので、神棚の御神札を新しく入れ替えるのと併せてお祓いができるようになっています。

神主は神まつりに関わる歴史や作法を勉強するものですが、神主以外は祝詞を上げたりお祓いをしたりしてはいけないというわけではありません。むしろ地方によっては神棚の前で宅神祭を行うのは家長の大切な仕事、というところもあります。ご自宅に神棚のある方はお正月の節目にご家族のお祓いをしてみてはいかがでしょうか。

かまじめはおおよそ12月に入った頃から社務所にてお出ししていますが、ご希望の方がいらっしゃいましたら窓口へお尋ねください。

普段神事で用いる大麻


11月神社行事予定

2018年11月01日 | 神社祭事並びに行事予定

11月『霜月』となりました。別名にも『霜降月』『雪待月』『広寒』と冷ややかな名前が多くあり、秋もそろそろ終わりとなります。

まだ雪や霜が見えるほどではありませんが、今朝の月次祭斎行の時には随分寒くなったなという印象でした。今日は奇しくも酉の市(一の酉)の日でもあり、年の瀬が近づいているのを感じさせます。

月次祭奉仕の様子。修祓

御神前に祝詞奏上

玉串奉奠

祭典の結びに、宮司挨拶

《11月の祭事予定》

1日(木・友引)7:00~ 月次祭

2日(金・先負) 安産戌の日

14日(水・仏滅) 安産戌の日

15日(木・大安)  7:00~ 月次祭・七五三の日

23日(金・先勝)15:00~ 新嘗祭

26日(月・仏滅) 安産戌の日