35mmフィルムのデジタル化を手掛始めて感じた事がある。
フィルムで撮っていた時は1枚1枚シャッターを切る瞬間に適度の緊張と快感があった、1枚を撮るのに10分20分掛けたこともざらだったような気がする。
フィルム時代のネガを見ているとシャッターを切った時が甦る、デジタルでも同じと思っていたが何か軽い気がする。
心のどこかに失敗しても消去すればいいやと言う事があるからかもしれない、
金無しの時代、フィルムは1枚1枚が大事だっただからシャッターを切るときは”よし”と納得してからでないと撮れなっかった。
世の中でも、「出直せばいい」「クリアしたかった」・・・etcしかし出直せないものやクリアできないものも一杯ある、デジタル化の時代なんでも簡単に出来ると思い込まされている事が多すぎるのだ。
技術の進歩は素晴らしい上の写真はHPにもUPしているハスの花の写真だが一寸デジタルでいたずらして見た、これからもデジタル技術は思う存分使わせてもらうが心の底には人生はアナログである事を明記しておきたいと思う。