９月１６日の社説は・・・

反日暴動の映像を見ると心が痛みます。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・　反日デモ―中国の自制を求める
・　中東反米デモ―暴力は受け入れられぬ

読売新聞
・　自民総裁選告示　日本の針路に責任ある論戦を
　
毎日新聞
・　自民「外交」論戦　骨太で体系的な方針を
・　米追加金融緩和　バブルの教訓忘れたか

日本経済新聞
・　常軌逸した「反日」を許してはならない
・　「首相候補」の資質を競い合え
　
産経新聞
・　中国の尖閣侵犯　公船排除の法整備を急げ
・　自民党総裁選　見えてきた国家観の違い

中日新聞
・　「二つのアメリカ」の苦悩　週のはじめに考える

※　朝日「異常な事態である。中国政府は挑発的な行為をやめ、国民に対しても自制を求めるべきだ。」

日経「指導部内には、尖閣をめぐって日本に圧力をかける思惑に加え、国内の様々な矛盾から国民の目をそらす狙いや、反日活動が政権批判に転じることへの警戒などがあるのだろう。」

　その通りです。

日経「中国では2005年にも反日デモが各地で発生し、しばしば暴徒化した。」

　前回の騒動の直後、私は北京にいました。
　北京大使館のガラスも１枚割られたのですが、全体としては、いたって平穏でした。

　日本で流された暴動の映像もいつも同じもの。参加者の実数は数えられるほどです。

　むしろ日本フェアもやっており、大好評でした。

　政府も、大筋では「自制するように」と言っていました。
　我々日本人も、全く危害はなく、むしろ友好的に接してもらえました。

　しかし、どうも今回は違うようです。

　政権の変わり目？

　やはり国内の矛盾に目を背けさせるためでしょうか？

　18日は柳条湖事件の81周年です。