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4月1日の社説は・・・

2016-04-01 05:26:23 | 社説を読む
障害者差別解消法が本日施行されました。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ 電力自由化 市場をつくる自覚こそ
・ シャープ・東芝 経営陣の責任は重い

読売新聞
・ 教科書謝礼問題 嘆かわしい教員のモラル低下(2016年04月01日)
・ 関空伊丹民営化 競争力の強化につなげたい(2016年04月01日)
 
毎日新聞
・ NHK 「異例の事態」いつまで
・ 首都直下地震 帰宅控える施設確保を

日本経済新聞
・ 成長への活力生む電力小売りの自由化に
・ 働き方改革で女性の力生かせ
 
産経新聞
・ 訪日客6000万人 質高い受け入れ策考えよ
・ スー・チー氏 民主化への焦りは禁物だ
  
中日新聞
・ 電力自由化 「選べる」ということは
・ 待機児童対策 保育士の待遇改善こそ

※ 電力自由化が3社の他はテーマが分かれました。

朝日です。
「電力の小売りが、きょうから全面自由化される。一般の家庭でも、電気をどこから買うか選べるようになり、8兆円規模の市場が新たに開放される。

 当面の話題は、「どの会社の契約が得か」に向きがちだ。思ったほど選択肢がなく、期待はずれに感じる人も少なくないだろう。事業者や行政には一層のサービス向上を求めたい。

 大きな電力改革の流れから見れば、今回の自由化は通過点にすぎない。制度やインフラなどの整備にはなお時間がかかる。

 価格への注目は当然だが、そこにとどまらず、電気の使い方と選び方を家庭で考える機会としたい。自分の使う電気の源は何かを出発点に、暮らしを支えるエネルギーのあり方に関心を深めていくことが大切だ。」


日経です。
「消費者は料金を比べ、自分の生活スタイルにあった好みの電力会社を選ぶ。売り手は選ばれるために料金を下げ、サービスの質を高める必要がある。この競争が新たなビジネスモデルやイノベーションを生む土壌となるはずだ。」
日経らしい視点です。


中日です。
「電源を選べるということは、電気の原材料や原産地も選べるということだ。たとえば原発の電気はいやだ。風力や太陽光、地熱など再生可能エネルギーだけでつくられた電気がほしいという意思表示ができるようになる。」

中日の反原発は徹底しています。

新聞社の個性が、わずかな文面からも読み取れます。

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