あなたも社楽人!

社楽の会の運営者によるブログです。社会科に関する情報などを発信します。

3月22日の社説は・・・

2015-03-22 05:22:07 | 社説を読む
特に大きなものは思い当たりません。
これまで掲載できなかったものを出してくるか・・・。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ チュニジア―民主化への歩み継続を
・ 上方の星逝く―米朝はん おおきに

読売新聞
・ 日中韓外相会談 「歴史」乗り越え対話進めたい(2015年03月22日)
・ サリン事件20年 教訓をテロ封じ込めに生かせ(2015年03月22日)
 
毎日新聞
・ 日中韓 3外相合意を歓迎する NEW (2015年03月22日)
・ 地下鉄サリン20年 今なお教訓と向き合う NEW (2015年03月22日)

日本経済新聞
・ 課題のりこえ老朽原発の廃炉を着実に
・ 岩盤規制の改革は道半ばだ

産経新聞
・ 免震ゴム不正 命守る使命感はないのか
・ 米朝さん死去 大きな「遺産」継承したい
 
中日新聞
・ 大学は何のためにある 週のはじめに考える 

※ 21日に終わったばかりの日中韓外相会談をとりあげた読売と毎日には機動力を感じます。

読売です。
「岸田外相、中国の王毅外相、韓国の尹炳世外相がソウルで会談した。「歴史を直視し、未来に向かうとの精神」で、2国間関係の改善と3か国協力の強化を進めることで一致した。」 

「解決が困難な問題があっても、様々な会談を通じて、各国が歩み寄れる妥協点を模索するのが、本来あるべき外交の姿だろう。」

毎日です。
「日中韓3カ国は、国内総生産(GDP)の合計が世界の約2割を占めるほどに重要なプレーヤーである。冷静に考えれば、対立を繰り返すよりも、自由貿易の推進など連携によって相互に利益を得られる領域が数多くあるはずだ。世界の安定にも貢献できる。」

「今回の外相会談は対立から協調への転機になる可能性がある。日中会談で中国の王毅外相は「我々にとってチャンスだ」と前向きな姿勢を見せた。韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外相も岸田文雄外相に「適切な時期の訪日」の意向を伝えた。」

この流れを歓迎したいと思います。


中日が大学について述べています。

「大学は何のためにあるのか。時代や社会の要請に応えるのも大切な役目の一つでしょう。大学大衆化時代にあっては学生が就職できるようにビジネス英語や簿記、会計を身に付けさせるべきかもしれません。しかし、大学はやはり「学術研究と教育の場」であるべきです。人知れずの黙々の研究がノーベル賞になったり、実生活と無縁にみえる数学や哲学、歴史研究が長い目では大いに役立つとの真理の逆説を知らせたり。学生には自ら課題をみつけ考えられるようにする。それが最重要の任務にも思えるのです。」

その通り。

「「日本には文科系学部が多すぎる」「シェークスピア研究より英会話」は産業界からの強い声でした。」

産業界の声に耳を傾けるのは必要としても、振り回されてはいけません。
文部科学省には、社会全体を見回し、今後の情勢を見通し、バランスのよい大学政策を期待します。


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。