３月２０日の社説は・・・

児童虐待、キトラ古墳、ＪＯＣなど、話題は豊富です。

朝日新聞
・　児童虐待防止　命を守れる体制整備を
・　竹田氏退任へ　危機感欠如のＪＯＣ

読売新聞
・　公示地価　持続的上昇で経済の安定化を
・　体罰禁止法制化　悲惨な児童虐待なくす契機に

毎日新聞
・　ＪＯＣ会長が退任表明　自らを律する新執行部に
・　キトラ古墳壁画が国宝に　広く愛される環境作りを

日本経済新聞（昨日のものです）
・　カネ余りが支える地価の行方に注意を
・　遅すぎた竹田会長の退任表明

産経新聞
・　竹田会長の退任　ＪＯＣは解体的出直しを
・　サリン事件２４年　風化させぬ努力続けよう

中日新聞
・　再審開始決定　捜査も裁判も猛省を
・　竹田会長退任　彼一人の責任だろうか　

※　５社が竹田会長です。

産経です。
「２０２０年東京五輪のイメージは大きく損なわれ、日本スポーツ界の対外的信用も傾いた。統括団体のトップが、この事態を招いた罪は決して軽くない。

　東京五輪招致の贈収賄疑惑で、渦中にある日本オリンピック委員会（ＪＯＣ）の竹田恒和会長が任期満了の６月で退任する意向を表明した。国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）委員も辞任するという。」

この後も厳しい内容が並びます。

中日はややニュアンスが違います。
「竹田氏は、明治天皇の孫でＩＯＣ委員、ＪＯＣ委員長（現・会長）を歴任した故恒徳氏を父に持つ。海外では「プリンス」と呼ばれて人脈も豊富だが、自ら身を引く形となった。ただ、一連の問題の責任を一人に押しつけて幕引きとしてはいけない。五輪開催の理念が乏しいまま招致にかじを切った関係者、関係団体すべてが反省するべきことだ。」