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8月31日の社説は・・・

2014-08-31 05:23:44 | 社説を読む
テーマは分かれそうです。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ 長期金利低下―市場のひずみに警戒を
・ 海の幸の保護―多様な手段で効果的に

読売新聞
・ 福島・吉田調書 「撤退」も命令違反もなかった(2014年08月31日)
・ STAP検証 実験を続ける意味があるのか(2014年08月31日)
 
毎日新聞
・ 防衛装備庁創設 不正防止の徹底を図れ NEW (2014年08月31日)
・ 政務活動費の闇 使い切り体質の根絶を NEW (2014年08月31日)
 
日本経済新聞
・ 政治の基本インフラを整えよう

産経新聞
・ 概算要求 放漫許さぬ覚悟をみせよ
・ 盲導犬刺傷 卑劣な犯行に怒り覚える
 
中日新聞
・ 災害は必ずやって来る 週のはじめに考える
 
※ テーマが分かれました。
 
読売です。 
「事態が切迫する中、当時の菅首相ら官邸サイドや、東電本店から、注水作業などを催促する指示が矢継ぎ早に来た。
 「効果的なレスキュー(支援)が何もないという、ものすごい恨みつらみが残っている」と、吉田氏は不満を口にしている。
 現場の状況を踏まえぬ菅氏らの過剰介入が、作業を遅らせ、士気を損なった。重い教訓である。
 菅氏が、東電の「全面撤退」を阻止したと主張している点についても、吉田氏は「誰が撤退なんて話をしているんだと言いたいぐらいだ」と反発し、「現場は逃げていない」とも述べている。」 

 こうしたときに、政府はどうすればよかったのか、検証する必要があります。

「作業員の奮闘は海外でも称賛されてきた。だが、朝日新聞の「撤退」報道に基づき、米紙が「作業員が命令に反して逃げた」と報じるなど誤解が広がっている。
 吉田氏は、危険を顧みぬ作業員の事故対応に、「本当に感動した」と語っている。彼らの名誉のためにも公開は妥当な措置である。」

 STAP検証でも厳しい論調です。
 「こうした中で、公金を投じて検証実験を続ける意味はあるのか。理研が実施しているのは、「悪魔の証明」と呼ばれる不存在の証明実験とも言えるだろう。」

 「悪魔の証明」とは、

、「ある事実・現象が『全くない(なかった)』」というような、それを証明することが非常に困難な命題を証明すること。例えば「アイルランドに蛇はいる」ということを証明するとしたら、アイルランドで蛇を一匹捕まえて来ればよいが、「アイルランドに蛇はいない」ということの証明はアイルランド全土を探査しなくてはならないので非常に困難、事実上不可能であるというような場合、これを悪魔の証明という。
 出典 http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B0%AD%CB%E2%A4%CE%BE%DA%CC%C0 より

 STAP細胞があるというのは、一つ成功すればよいのです。

 しかし、「なかった」ことの証明は、実験を繰り返す必要があります。
 これには、小保方晴子氏により、「なかった」と言わせるしかないのですが・・・。

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