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平成25年度北方四島交流訪問事業 -古釜布湾-

2018-08-05 06:14:30 | 北方領土関係
一昨日、尾教研丹葉支部社会科研究部 夏季研修会で、元択捉島の島民 松本侑三 先生 の講演を伺いました。

ただ、一昨日の印象として、北方領土については、よく知らない人が社会科教師でも多かったのではないかと思います。

そこで、5年前に行った色丹島の報告を再掲します。
直接見聞きしたことをご覧ください。

1日3本ずつ紹介します。

少しでも北方四島についての理解につながれば幸いです。

※ この色で書いたものは、平成28年、および平成30年に書き足したものです。

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 しばらくの間、平成25年度 北方四島交流訪問事業(教育関係者・青少年)の報告をします。

 個人的な見解や誤解も含まれるかもしれませんので、引用にはご注意ください。

 8月2日の国後島から初め、3日、4日へ。その後、事前研修、5日の解散へと進めていきます。

 今日は、古釜布(ふるかまっぷ)湾

 2日 9時20分に根室港を出発。

 外はこんな感じでした。
 

※ エトピリカ号は平成24年度から供用が開始されたばかりの北方四島交流等事業に使用する専用船です。荒れに強いと聞いていましたが、ほぼ全員が船酔いするほどの大揺れでした。
 私もすっかりまいりました。


 古釜布港には、13時25分に到着しました。予定より遅れたのは、大波の影響を少なくするためです。

 場所は、国後島の東側。中央やや南よりです。


 古釜布港は不凍港です。これは、後々、大きなポイントになります。
 戦前は北洋への重要な中継地でした。
 水産業、畜産業、鉱工業など、国後全体で7000人以上の日本人が暮らしていました。沖縄本島よりやや大きな島です。

 湾口では、スベトリャーク型警備艇(375t、船長49.5m)が停泊して、我々を見ていました。
 といっても、監視のために付いてきたわけではなく、初めから停泊しており、その横を通り過ぎていきました。
 手を振ってくれたら、振り返してくれた人もいました。



 この後、入域手続きが始まります。

 船の上から180度見回した光景です。


 低地と高台の違いは、以前にも説明した通りです。
 1994年(平成6年)10月4日22時22分に北海道根室半島沖約200kmを起点に起こった北海道東方沖地震の爪痕が、この後いろいろなところで登場します。

 今回はここまで。

このブログでのシリーズ記事は・・・
平成25年度北方四島交流訪問事業 -古釜布湾-
-古釜布湾2-
-穴澗湾 船中研修 -
-穴澗桟橋上陸 -
-歓迎式 -
- 穴澗初等中等学校視察 その1-
- 穴澗初等中等学校視察 その2-
- 穴澗初等中等学校視察 その3-
- インペリアルでの昼食 -
- 交流行事アトラクション -
- 意見交換会 その1 -
- 意見交換会 その2 -
- 意見交換会 その3 -
- 図書館見学 -
- 色丹島穴澗発電所見学 -
- 8月3日の夕食 -
- 稲茂尻視察 -
- 稲茂尻墓地墓参 -
- 斜古丹墓地墓参 -
- ホームビジット -
- サッカー大会 -
- 穴澗商店視察 -
- 夕食交流会 -
- 別れ ~ 出航 -
- 根室へ -
- 根室市春国岱原生野鳥公園ネイチャーセンター -
- 日本地図 -
- 出 発 前 -

このブログでの他のシリーズは・・・
さわやか中欧 見てある記 -1-
ベトナム・ホーチミン みてある記 -1-
タイ・バンコク 見てある記-1-
シェムリアップみてある記 -1-
香港に来ています
台湾レポート-1-

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