5年前に行った色丹島の報告を再掲しています。
直接見聞きしたことをご覧ください。
少しでも北方四島についての理解につながれば幸いです。
※ この色で書いたものは、平成28年、平成30年に書き足したものです。
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平成25年度 北方四島交流訪問事業(教育関係者・青少年)の報告2回目です。
個人的な見解や誤解も含まれるかもしれませんので、引用にはご注意ください。
今日は、国後島の古釜布(ふるかまっぷ)湾 その2です。
湾の様子をもう少し詳しく見てみましょう。
例の高台の部分を、西から順に撮影したものです。
この1年間で作られたものを紹介します。
1枚目の左の赤い屋根の建物が学校です。
2枚目には、舗装道路がみえます。中央の右がターミナルです。右の方の建物の屋根の上に金色のドームが見えるのがロシア正教会です。
2~3枚目には埠頭があります。
クリム計画による設備投資がなされていることがわかります。
入域手続きの係官を乗せた船がやってきました。友好号という、日本が贈与した船(元漁船)です。「はしけ」の役も果たします。
(わざと見にくい写真を使います。)
※ 主催者(北対協)からは「ロシア船にカメラを向けないで」と言われていました。隠し撮りに近い撮影です。
浮き輪には「友好」の文字
煙突にはロシア語で「友好の印に日本人より」と書かれています。
えとぴりか号には、これから国後島へ訪問する日本語教師のみなさんも乗船しています。
ここで、友好号に移ります。
ロシアの子どもたちへの日本語指導も、北対協(独立行政法人北方領土問題対策協会)の事業の一つです。
荷物を降ろすところです。
国後へ渡るみなさんとお別れです。
もう一つ大切な情報を忘れていました。
北方四島へ渡る船は、決められた航路があり、必ず通過しなければならない地点があります。
それが通過点(中間点) N 43度28分 E 145度 46分です。
この画像は、次から引用しました。
2002年の色丹島訪問の記録です。
今回と比較してご覧いただけると面白いと思います。
http://miraikoro.3.pro.tok2.com/travels/Hokkaidohopporyodo/HokkaidoHopporyodo2.htm
ここを通るとき、国後島古釜布のロシア警備当局へ無線で連絡を入れます。そして許可が出ると、船にロシア国旗を掲げます。そうすることで、ロシア施政権下の海域に入っても安全に航海ができるのです。
いわゆる海の国境です。
あくまでも、ロシアに入れてもらっているのです。
船内では入域検査が行われました。
その係官の女性は典型的なロシア美人でした。
※ 事前に提出した写真を貼った書類を手に、一人ひとり顔を確認されました。
飛行場でのパスポート検査よりもはるかに厳重です。
これがビザなし交流の実態です。
ロシア美人にじっと見つめられたときにはドキッとしました。
下の写真は隠し撮りに近いものです。
続きます。
このブログでのシリーズ記事は・・・
平成25年度北方四島交流訪問事業 -古釜布湾-
-古釜布湾2-
-穴澗湾 船中研修 -
-穴澗桟橋上陸 -
-歓迎式 -
- 穴澗初等中等学校視察 その1-
- 穴澗初等中等学校視察 その2-
- 穴澗初等中等学校視察 その3-
- インペリアルでの昼食 -
- 交流行事アトラクション -
- 意見交換会 その1 -
- 意見交換会 その2 -
- 意見交換会 その3 -
- 図書館見学 -
- 色丹島穴澗発電所見学 -
- 8月3日の夕食 -
- 稲茂尻視察 -
- 稲茂尻墓地墓参 -
- 斜古丹墓地墓参 -
- ホームビジット -
- サッカー大会 -
- 穴澗商店視察 -
- 夕食交流会 -
- 別れ ~ 出航 -
- 根室へ -
- 根室市春国岱原生野鳥公園ネイチャーセンター -
- 日本地図 -
- 出 発 前 -
このブログでの他のシリーズは・・・
さわやか中欧 見てある記 -1-
ベトナム・ホーチミン みてある記 -1-
タイ・バンコク 見てある記-1-
シェムリアップみてある記 -1-
香港に来ています
台湾レポート-1-
直接見聞きしたことをご覧ください。
少しでも北方四島についての理解につながれば幸いです。
※ この色で書いたものは、平成28年、平成30年に書き足したものです。
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平成25年度 北方四島交流訪問事業(教育関係者・青少年)の報告2回目です。
個人的な見解や誤解も含まれるかもしれませんので、引用にはご注意ください。
今日は、国後島の古釜布(ふるかまっぷ)湾 その2です。
湾の様子をもう少し詳しく見てみましょう。
例の高台の部分を、西から順に撮影したものです。
この1年間で作られたものを紹介します。
1枚目の左の赤い屋根の建物が学校です。
2枚目には、舗装道路がみえます。中央の右がターミナルです。右の方の建物の屋根の上に金色のドームが見えるのがロシア正教会です。
2~3枚目には埠頭があります。
クリム計画による設備投資がなされていることがわかります。
入域手続きの係官を乗せた船がやってきました。友好号という、日本が贈与した船(元漁船)です。「はしけ」の役も果たします。
(わざと見にくい写真を使います。)
※ 主催者(北対協)からは「ロシア船にカメラを向けないで」と言われていました。隠し撮りに近い撮影です。
浮き輪には「友好」の文字
煙突にはロシア語で「友好の印に日本人より」と書かれています。
えとぴりか号には、これから国後島へ訪問する日本語教師のみなさんも乗船しています。
ここで、友好号に移ります。
ロシアの子どもたちへの日本語指導も、北対協(独立行政法人北方領土問題対策協会)の事業の一つです。
荷物を降ろすところです。
国後へ渡るみなさんとお別れです。
もう一つ大切な情報を忘れていました。
北方四島へ渡る船は、決められた航路があり、必ず通過しなければならない地点があります。
それが通過点(中間点) N 43度28分 E 145度 46分です。
この画像は、次から引用しました。
2002年の色丹島訪問の記録です。
今回と比較してご覧いただけると面白いと思います。
http://miraikoro.3.pro.tok2.com/travels/Hokkaidohopporyodo/HokkaidoHopporyodo2.htm
ここを通るとき、国後島古釜布のロシア警備当局へ無線で連絡を入れます。そして許可が出ると、船にロシア国旗を掲げます。そうすることで、ロシア施政権下の海域に入っても安全に航海ができるのです。
いわゆる海の国境です。
あくまでも、ロシアに入れてもらっているのです。
船内では入域検査が行われました。
その係官の女性は典型的なロシア美人でした。
※ 事前に提出した写真を貼った書類を手に、一人ひとり顔を確認されました。
飛行場でのパスポート検査よりもはるかに厳重です。
これがビザなし交流の実態です。
ロシア美人にじっと見つめられたときにはドキッとしました。
下の写真は隠し撮りに近いものです。
続きます。
このブログでのシリーズ記事は・・・
平成25年度北方四島交流訪問事業 -古釜布湾-
-古釜布湾2-
-穴澗湾 船中研修 -
-穴澗桟橋上陸 -
-歓迎式 -
- 穴澗初等中等学校視察 その1-
- 穴澗初等中等学校視察 その2-
- 穴澗初等中等学校視察 その3-
- インペリアルでの昼食 -
- 交流行事アトラクション -
- 意見交換会 その1 -
- 意見交換会 その2 -
- 意見交換会 その3 -
- 図書館見学 -
- 色丹島穴澗発電所見学 -
- 8月3日の夕食 -
- 稲茂尻視察 -
- 稲茂尻墓地墓参 -
- 斜古丹墓地墓参 -
- ホームビジット -
- サッカー大会 -
- 穴澗商店視察 -
- 夕食交流会 -
- 別れ ~ 出航 -
- 根室へ -
- 根室市春国岱原生野鳥公園ネイチャーセンター -
- 日本地図 -
- 出 発 前 -
このブログでの他のシリーズは・・・
さわやか中欧 見てある記 -1-
ベトナム・ホーチミン みてある記 -1-
タイ・バンコク 見てある記-1-
シェムリアップみてある記 -1-
香港に来ています
台湾レポート-1-