《 発言はみんなのために 》
発言は、みんなの方を見て話す。
一番遠くの人に聞こえる声の大きさで話す。
教師に対してではなく、「みんなの方を見て話す」は、授業観の大きな転換になる。
座席の場所によっては、教室の近くの端まで移動してもよい。
話し合いは、教師とのやりとりではなく、子ども同士のやりとりが基本である。
教師は、腰を低くして子どもの視界から消えるのもひとつの方法である。
または、話し手の後ろに静かに移動しよう。
誰がどんな聞き方をしているのかがよくわかる。また、話し手も安心する。
発達段階によっては、「はじめに結論を述べて、その後にそう考えて理由を言いなさい。」などの話型もある程度必要となろう。
「こえのものさし」(写真)は、声の大きさを意識させるものである。
0 はなしをきく ひとりまなび
1 ペアで
2 グループで
3 みんなの前で
4 外や体育館で
発言だけでも、いろいろな指導技術がある。