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7月26日の社説は・・・

2015-07-26 05:06:27 | 社説を読む
テーマは分かれそうです。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ 政権と決め方―基盤崩す「結論ありき」
・ 全国学力調査―大阪は目的外に使うな

読売新聞
・ 道徳教科書検定 子供の考える力を育みたい(2015年07月26日)
・ 西伊豆感電死 電気柵の適正使用を広めよ(2015年07月26日)

毎日新聞
・ 道徳教科書 不安、疑問がぬぐえない
・ 台湾総統選 近隣の変化に目配りを

日本経済新聞
・ 欧州は統合の歩みを後退させるな

産経新聞
・ 急増する訪日客 地域活性化の好機とせよ
・ 有人宇宙活動 ISS後の議論深めたい

中日新聞
・ 耳傾けぬ政治家よ 週のはじめに考える 

※ 道徳教科書が2社、他は分かれました。

朝日が全国学力調査を取り上げています。

「教育のあり方は地域ごとに多様であっていい。でも、これは容認するわけにいかない。
 毎年春の全国学力調査(今年は3教科)の結果を、大阪府教委が高校入試の内申評価に使う件だ。以前から懸念表明している文部科学省は「原則として認めない」との方針を示した。

 だが府教委は方針転換するつもりはなく、近く教育長が文科省に説明に行くという。松井一郎知事は「従う義務はない。僕らペットじゃないんで」とまでいい、けんか腰の様相だ。」

これは文科省が正論です。
「それは学力調査の目的が施策の成果や課題を検証することにあり、個人を選抜するためのものではないことに尽きる。」
全くその通りです。

道徳教科書が2社並びました。

読売です。
「検定基準案の最大の特徴は、児童・生徒が問題意識を持って多角的に考えながら、道徳を学べるよう、配慮を求めたことだ。

 教科書に載っている偉人の伝記や逸話をただ読むだけでなく、様々な場面で自分が取るべき行動を考え、議論させる狙いがある。

 例えば、周囲の人間関係に流されて、いじめを傍観することが、なぜ問題なのかを問いかける。クローン技術や臓器移植などを題材にして、生命の大切さと最先端科学の関係について話し合いを促す。そんな内容が想定される。」

前向きにとらえています。

毎日です。
「基準案は、生命の尊厳、自然、伝統と文化、先人の伝記、情報化への対応など、学習指導要領に即すテーマを挙げるとともに、意見を交わす討論など「言語活動」や「問題解決型学習」ができる構成を求める。

 一方的な偏りがない多面的な考え方を重視するのは賛成だ。だが、その多様性を確かなものにするため、実践の積み重ねが必要だろう。

 懸念も少なくない。例えば、道徳は他の数学や理科、社会などといった一般教科のように、客観的な学術知識で正誤をみることは難しい。」

課題を挙げています。

これまでにないものを作るのですから、始めてみないとわかりません。
これからですね。

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