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9月7日の社説は・・・

2013-09-07 05:57:08 | 社説を読む
宮崎駿さんの引退会見を取り上げる社があるかも?

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ 尖閣1年―あまりに多くを失った
・ 幼子の虐待―生まれる前から支えを

読売新聞
・ G20シリア問題 攻撃巡る米露対立が際立った
・ リーマン5年 新たなリスクに問われる結束

毎日新聞
・ シリア情勢と日本 攻撃の根拠が知りたい
・ 宮崎駿さん引退 深くて自由な作品世界

日本経済新聞
・ 疑問点があまりに多い秘密保護法案
・ 日ロは領土交渉も忘れるな

産経新聞
・ G20とシリア 米国は関与へ理解広げよ
・ 天理大柔道部 当事者意識のなさに驚く

中日新聞
・ 宮崎駿監督引退 風と共に去りぬ、のか
・ 日ロ首脳会談 領土「置き去り」の懸念
 
※ 引退会見は2社が取り上げました。

 ここでは、朝日を取り上げます。

「1歳の誕生日も迎えられず、命を絶たれる子たちがいる。

 厚生労働省の専門委員会によると、03年7月から昨年3月までに虐待で死亡した0歳児は218人(心中を除く)。虐待死の44%を占め、しかも100人は生後1カ月未満、うち83人は出生当日に亡くなった。 」

 出生当日になくなったというのは

「生後1カ月未満の子では加害者の9割が実母で、10代後半と30代後半に集中している。望まない妊娠だったり、困窮していたりしたケースが目立つ。」

 いずれにしろ、望まない妊娠です。

 その人たちは、
「妊娠中、定期健診をほとんど受けていなかった女性が多いのも特徴だ。」

 江戸時代、5代将軍徳川綱吉は、当時捨て子が横行したために、妊婦を登録制にしました。

 この事実は、300年以上経っても、綱吉の思いが未だに徹底していないということです。

「大阪産婦人科医会がこうした「未受診妊娠」の実態を調べている。昨年までの4年間に、大阪府内で延べ861人の女性がほとんど健診を受けずに出産していた。妊娠350件に1件の割合で、年々増えている。」

「女性たちが病院に来たがらない理由の多くは、虐待のそれと重なる。問題が解決されないまま家に戻し、死亡させたのでは元も子もない。」 

 どうするか?

「関係機関が虐待への対処を話し合う地域ネットワークはほぼ全自治体にある。09年の法改正で、出産後、虐待の恐れがある妊婦も支援対象になった。 」

 まずは妊婦の把握です。

 妊娠した時点できちっと把握をすることがポイントなのです。

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