にをいがけからはじめよう

おみちに引き寄せられて25年。
落ちこぼれようぼくだけど精いっぱいのにちにち。

本当に伝えたいこと

2007年12月26日 21時29分43秒 | にをいがけ・おたすけ

私も色々と反論したが、バリヤーが張り巡らされていて、
私の言ったことが跳ね返ってしまう。
もう何を言っても無駄だと思った。でも、


「さっき、”みんなその日一日生きていくのが精一杯で、私なんかの話を聞いている暇はない”って仰ってたじゃないですか。でも、私もなんとか今日一日少しでも神様のことを知らない人に知ってほしくて、こうして歩かせてもらうんです。」
『そうか。そんなのは自己満足だ!!』
「じゃあ分らないながらも必死に歩いている私たちの気持ちが分りますか?!」
『もっと、なるほどと思ってもらえるように話さなくちゃだめだ。そうだろ?!!!』


言っていることは分るし、その通りで間違っていないと思うけど、
悔しくて涙目でその人の目を見返していた。
泣くのをガマンして。絶対に逃げ出したくなかったので・・


『もうあんたの話は聞きたくないから。』
そう言い、私は促されて立ち上がり、門から出て歩き出した。
『あんたがあんまりえばって入ってきたから!』
「わたし、えばってましたか?!」
『もうちょっと勉強してこなくちゃ駄目だ!』
「もうちょっと勉強してまた来さしてもらいます」
『ちょっとじゃダメだ!100年早い!どこから来たんだ!』
「坂戸です。」
『坂戸のどこだ!』
「○○○です。」
『あんなほうから来たのか!時間の無駄だ!あんたみたいなのは宗教の恥だ!』
「恥ですか?!」
『そうだ!!』


その方は、すぐ近くの家の門を開けて入ろうとしていた。そこが家らしかった。
拝殿奉仕の当番だったので、帰らなきゃと思い、帰り際に、
「今日は、ありがとうございました!」
と、言わせてもらったら、また、
『なにが”ありがとう”なんだ?!』
「今日は、神様が言って下さった言葉だと思います。」と、私。
が、その方は、もうなにも言わなかった。


そのあと、すぐ近くの家のインターホンを押したが留守。
顔も涙目だったので、教会に帰ることにした。
こみ上げてくるものを抑えるのがやっとだった。
あんな人、初めてだった。
あんなに言われたのも初めてだった。
天理教の布教をする資格はないって・・
あの方は、やはり神様のお使いなんだろうな。
ありがたいと思わなきゃ・・


けど、ぺらぺら言い返せない自分、自分は何を伝えたいんだろう。
分らなくても分らないながらも、歩かせてもらわないといけない使命があるわけで・・
何だか悔しくて悔しくてあとで泣いた。
布教のやりかたを見つめ直さなくてはいけない時期なのかな、と考えた。

 

本当に自分が伝えたいことを伝えたい。

 


 

と感じさせて頂いたお相手だった。

 

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今もそうだけど、5年前は今よりもっと未熟だった頃。
今の自分だったら、こんなに感情的はならないな。
違う言葉もかけることが出来たと思う。 


・・・・実はこれにはまだ続きがある。
又の機会にでも。。長々と聞いて頂いてありがとうございました。


この人っていったい

2007年12月26日 20時20分15秒 | にをいがけ・おたすけ

『天理教はもっと神秘的なものなんだ。あんたの話なんか誰も聞きゃしないだろう。
こんにちは~?そんなことを言ってたんじゃだめだ!!勉強し直して来い!!
100年早い。広い宇宙の空間に人間はゆらゆら揺らめいている世界なんだ!!』

と、天理教を広めたのがおやさまで、その存在も知っていた。
いったいこの人は、どういう人なんだろうか・・・
次々と質問してくるから、私もちょっとなにか言おうとするとすぐに、
『愚痴を聞かされた!そんなのは自己満足だ!どうだ!少しはショックを受けたか!』と、
つねにビックリマーク付きで言葉が返ってくる。



もう何も言うものか・・と思っても、こっちに言わせよう言わせようと仕掛けてくる。
頭の回転が速くて、口もうまい・・・負ける・・・。

 

 

最初に”天理教の根本とはなんだ!”と聞かれたとき、
「そもそも根本って何?」と、その言葉の意味が分らなかった。
根っこの部分のこと??
だから、そのときは答えられなかった。言えなかった。

 


『天理教をひと言でいうと、なんだ!?』と、あまり聞いてくるので、
「天理教を勉強されたことがあるんですか?」と、聞いたら、
『そんなことはどうでもいいだろう!!』と、怒っている。
出す言葉すべてが怒りに感じた。
私は、ずっと怒られていた、初めて会ったその人に。


「だから、最初に口下手でうまくしゃべれないって言ったじゃないですか~!!」
と、私も言っちゃいましたよ。そしたら、やっぱり、
『そんなことは関係ない!うまい下手じゃない!伝わってくるものだ!
そんなんじゃだめだ!あんたの話なんか聞きたくない!!』


うまい下手じゃないというのであれば、もう少し聞く耳を持ってくれたらいいのに。
私も色々と反論したけど、バリアーが張り巡らされていて、
自分の言った言葉がそのまま跳ね返される。
もう言っても無駄だ、と感じた。でも、