思うんだよね。
補聴器と後輩って似てます。
補聴器は難聴の人にはありがたい代物だけど、
リスクも高くて、雑音まみれのデータを
とりあえず聞かなくてはならない。雑音にうもれそうな
音の中から自分が欲しい声を探すのだ。
疲れる作業だけど、それをしないと話がわからない。
補聴器はよくできた人間の耳の性能とは違っている。
自分でコントロールできる人間の耳のすごさは
健聴者にはとうていわかるまい。
後輩の細やかな大量な飛び出す言葉の中から
真実の思いをさがして、
大事なことをできるだけ聞き漏らさないように。
その作業は、補聴器をしたときの私の作業によっく似ているのだ。
慣れてるっていえば慣れてもいるけど・・・・・
大変ではあるけど、自分だからできるのかなって思ってみたりする。
いつも新鮮な気持ちで後輩と向き合うようにしている。
馴れ合いにならないように緊張感も持って
接していかないと彼女のためにもならないのではないか。