人が動くと流れが変わる

班長ゆえ集金という仕事をせねばならない。
すんなり会えて気持ちよく預けてくださる方ばかりではない。
ある一軒の集金に戸惑いを感じ、出会えない苛立ち。
『協力します』
と班長を引き受けさせるときは、周りの人間は甘い言葉を言ってくれても、実際協力ってどこまでのことを言うんだろう。

悩んでしまって拝殿で話してみた。
でも、答えはこちらが期待していたものとはかなり違っていて、
普通の答えだった。
正直、がっかりした。
いつもは波長のある先生の言葉が一般人と同じだったので寂しかった。
「もういいです」
とも言えず、中途半端で終了。
私の鼻の詰まった説明じゃいまいち分からないと思った。


夜、会計の方が急に来て下さった。
今朝私が電話をした方だ。
電話では自分はああは言ったけど、私が悩んでいるんじゃないかと思って心配になってきてみたのと言う。
すごく嬉しかった。
「自分の班のことじゃないのに、差し出がましいかなと思ったんだけどね、心配だったから」と。
集金に行ける約束が出来たら一緒に行こう、そう言って下さった。
一回しか会ったことにない会計の方だけど、今日は全然違って温かい人だった。
それまでは、情を挟まない硬い血も涙もない人だと思っていたので・・・笑
でも、そうじゃなかったんだ。
それが嬉しかったの。
急に気分が軽くなった。
子供にも更に優しい言葉を掛けることができたし。
人が動くってこんなに変えちゃうんだね。


『神様が働いてくださった』
そう思わせて頂いた。
ありがとう♪感謝しています。
嬉しかったです