斉藤理玖くんが父親の虐待で餓死した事件の公判があったらしい。
求刑20年。
この事件がニュースになった去年の5月ごろかショックだったな。
ものすごく気分が悪くなった。
そんな人沢山いたと思うけど。
コンビニのおにぎりを置いて、
彼女だかパチンコだかのことで置き去りにしていったとか。
滞納にてライフラインも止められていた部屋に幼児が一人取り残されて。
無情な事件だった。
この事件だけは絶対に忘れない、と誓うでもなしに心に留めていこうそう思った。
新聞によると公判中は原告側から‘パチンコやパチスロにはまって‘というくだりで
声を荒げてそんなハマってはいない!と否定したということだ。
そこに反応なのか?と大人として成熟していない人間の内側が吐露されたような印象を持った。
子育ては大変なことだ。
力不足で自分の手に負えないことだってあるだろう。
その現実から目を背けられないことだってある。
弱者淘汰の時代に入って久しいが、強者が増々力をつけていける世の中のしくみにこの国の政府はじめ国民は
私も含めてしてしまった。
しわ寄せは弱者に、その弱者がさらに弱い者にしわ寄せを押し付けていく。
その社会の病巣の一面が露骨にでている事件だと思う。
虐待事件は昨日の内閣改造のニュースより個人的に重大だった。
私はこのブログで書くときの自分の約束として社会批判や政治批判などの内容のことは書かないで
いこうと決めて発信したのだが、虐待事件だけはなぜかしらスルーできないので書きました。