FREAKY 13 DEAKY

酔いどれの誇りと踊る熊へ

草食男子版「野獣死すべし」か?

2015-10-12 13:45:08 | 日記

ナニ気に手に取った本です。

買って読み始めたら、寝不足になってしまいました。

大藪春彦「野獣死すべし」とはまったく似て非なるもの。別物とは重々承知してます。

しか~し、なにかそれを彷彿させてしまう、登場人物の孤独感(主人公だけでない…)無常観みたいな匂いが

そこはかとなく漂ってきます。

大学生だったころ、彼女もできない燻っていたころに読んだ「野獣死すべし」を思い出すと同時に

その時の自分のダメさ加減の感触が甦ります。

拳銃というモチーフがとても自分の好みに合っていることは間違いないです。

孤独/拳銃/権力/全能感/独白/犯罪/自由/破滅/救済/復活

嵌(ハマ)ると抜け出せなくなります。


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なんとも奇妙な「インターステラー」再考

2015-10-12 09:56:46 | 日記

インタ―ステラーをwowowで観なおした。

吹替えなんで楽かなとも思った。

会話の内容を追うのに精いっぱいだったので助かったのだが、

なんだか奇妙なストーリーだな、というのが改めての感想だ。

映画館で観た時には画面の迫力に圧倒された影響も多分にあるので観て良かった~という気持ちにもなった。

今度はテレビ画面で吹替えなので冷静にある意味醒めたテンションで観れたので何か感ずるものが違った。

上手く説明できないのが悔しいのだけど。

後半からの内容からブラックホールのくだりに突入するにつれてとてもヘンな映画だぞ?という気持ちが先行して

集中できなくなっていた。

これはSFというより、ノーラン版ゴーストストーリーなの?

まあカテゴリーなんぞ何でもいいのだが…

それれはそれとして、相対性理論は量子力学のはなしは吹替えでもなんだかチンプンカンプンだったよ。

ブラックホールを抜け出すと重力が物理的なものに変換される、というのも何だか頭に入らなかった。

マット・デイモンの行動と考え方もついていけなかった(-_-;)

あれって結局、狂人になっていたってことなの?

本棚の本と砂嵐の砂の降り注ぎ方でモールス信号を送るところも奇妙だ。

選ばれし者が自分じゃなくて娘だったというオチも正統派ファミリー映画だ。

この映画の売りはやはりCGを使わずに大道具小道具で見せる!というところだからテレビで観てしまうと

その良さが伝わりにくいのはあるのかもしれない。

まァそんなとこかな。(^_^;)


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