見ると自信の湧く模型製作ブログ

お題の通り、主にプラモデル製作について、直線を描くのも切るのも下手な管理人”黒猫2号”の悪戦苦闘の日々を綴っています。

1/35 AIRFIX Ferret Scout Car Mk.2 製作記(9)

2024年12月16日 | 1/35 AFVその他車両
フェレット本体”とり完”しました







1961年の西ベルリンと云う設定なので、そこそこ小ぎれいな風に
再度、タミヤスミ入れ塗料黒でウォッシングし
またまた、タミヤのウエザリングマスター≪Aセット≫で軽くドライブラシ掛けただけですけど(^^;

毎度ですが、FERRETについて何かいい写真がネットに挙がっていないか探して...
1960~70sのイギリス軍の写真は、アイルランド紛争絡みのものが多いんですよね(-_-;)
大通りにある石造りの大きな建物が炎上していたり、
その通りで銃(しかもGPMG!)を構えて立つイギリス兵、それを遠巻きに見る一般市民など
気が重くなる写真が結構多くあります

そんな中、キットのデカールそのままの車両が見つかりましたぁ~(^^)
しかもちょっと良いエピソードと共に!

この写真はイギリスのNATIONAL ARMY MUSEUMというところに載っていたものです

写真の説明によると
ベルリンの壁の建設で学校に通うことが困難になった12 歳の少年
更に東ドイツ警察に通学を妨害されたため
イギリス軍が毎日護衛を付け、東ドイツ警察による嫌がらせを防いだ。
という内容です。
この少年は西ベルリンのイギリス占領地域から北西に約半マイルのところにある
西ドイツの飛び地”Eiskeller”に住んでいたという事で(そんな地域もあったんだ!?)
西ベルリンと 狭い道でつながってる、この飛び地から学校まで自転車で通学する少年を
その約4 マイルの間、イギリス軍が毎日護衛して通学させたその時の写真がコレでした

この関連の写真はもう一枚有って

少年とフェレットのドライバーが握手しているところです
こちらはSkarach's world
というイギリスのモデラーさんのHPに載っていました
お父さんが過去にフェレットに乗っておられたそうで、そんな理由でこの方もフェレット好き(^^)
あっちこっちから出るであろう、サードパーティのパーツを待って作るのだそうです
因みに、護衛付きで通学した少年の名前は”Erwin Schabe”、そうあのロンメル将軍と同じ名前でした
どうでもいい話ですけど(;'∀')

【どうでもいい話?】
フェレット画像(映像)探しはYouTubeでも
そこであのケネディさんが、西ドイツ(当時)を訪問した時の映像に当たりました
儀仗兵の銃がKar98Kなのは何となく理解できますが
ワタシが言いたいのは、そんな生易しい?ものではなく
戦前・戦中と錯覚すると云うか、もう制服がスゴイ...!?
警察官なんか襟が開襟ネクタイになっただけで、特徴的な帽子も乗馬ズボンも長靴も一緒です
赤十字のナースも、薄いブルーのペンシルストライプのシャツなど全く同じに見えますし
衛兵のヘルメットは、あのタイプです!連邦軍はアメリカのM1タイプになっているのに!
しかも、ボルト止めが見えないので戦後新たに作られたものっぽい
ただライフルだけはG1(FAL)となっていましたが、これはこれで激レアな組み合わせ
いや~何回見てても飽きないです(^^;

【続く】

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