気になる事  blueのためいき

日々気になる事を記します。共感してくださる方もそうでない方もちょっと立ち止まって考えて頂ければ、うれしいです。

被災地瓦礫焼却、ひとまず大丈夫のようですが・・・・・。 手放しでは喜べません。

2012-03-15 16:14:32 | つぶやき
島田市議会、がれき受け入れ5千トン目指す(読売新聞) - goo ニュース

静岡県島田市の桜井勝郎市長は15日、東日本大震災で発生した岩手県山田、大槌町のがれきについて「東北の痛みを分かち合うため、可能な限り早い時期に本格受け入れをしたい」と表明した。同市は年間5000トンの受け入れを目指す。

 同市は2月16~17日に山田町の木材チップ約10トンを一般ゴミなどと混ぜて試験的に溶融(高温による焼却)を実施。溶融で生じた焼却灰の放射性セシウムは1キロ・グラムあたり64ベクレルで、国が最終処分場に埋め立て処理できるとしている同8000ベクレル以下を大幅に下回った。溶融後の排ガスなどのセシウムは「不検出」(検出限界値未満)だった。




静岡県島田市は岩手県山田町の木材チップを10トンを一般ゴミと混ぜて焼却実験をしました。

その結果、焼却灰の放射性セシウムは64ベクレル/kgで、

事故後に国が決めた埋め立て可能の基準値は8000ベクレルですからかなり低い数値です。


政府関係者や島田市議会はきっと胸をなぜ下ろしていることでしょう。


しかし、折角の実験ですから被災地のゴミ単独で焼却してもらいたかったですね。

一般ゴミに混入して焼却するとは、どの程度汚染されているのかわかりません。

きっと被災地ゴミ単独で焼却したら高濃度のセシウムが検出される事を危惧したのでしょうね。

このあたり、汚染された牛乳をきれいな牛乳と混ぜて出荷可能な牛乳にしたのと発想は同じです。

何だか誤魔化されたような、騙されたような・・・・・。


他の自治体が受け入れる為にはもっと情報を公開してもらいたいです。

例えば、山田町の木材チップ10トンに対して一般ゴミは何トンだったか。

セシウム以外に放射性物質は検出されなかったのか。

排ガス検出機器の検出限界値は何ベクレルか。


木材チップ以外どの様な瓦礫の引取りが依頼されているのか。

今後山積みの瓦礫を上から順番に全国各地に輸送するのでしょうが

下に行けば行くほど放射性物質が溜まっている事が予想されます。

搬入前と搬入後の計測は欠かせませんし、計測場所や計測方法を厳密に規定すべきでしょう。

また、輸送費から始まって焼却費、人件費など諸々の費用を税金で賄うのですから

逐一情報公開するのは言うまでもないでしょう。

そう考えると、全国各地に輸送し、焼却地で処分するのは大変なことです。


巨額のお金が動きます。

という事はそれに群がる業者が予想されます。

公正な業者選定って無理なような気が・・・・。


何だか厄介な事が始まりそうで、いやな予感がする瓦礫問題です。



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軽い気持ちで反対しているのではありません。それなりに理由があるのです。被災地瓦礫引き受けを拒否

2012-03-15 12:50:58 | 同感


震災から1年も経ってからやっと被災地ゴミ処理に本腰を入れ出した野田首相。

被災地ゴミ処理を引き受けない自治体を遠回しに(?)非難する野田首相。

反対する人は政府を信用できないというのがわからないのでしょうか。


いわゆる市民運動家のみならず、感情に流されず冷静に考えている自治体もあります。

石川県や徳島県です。

毎日新聞ニュースでは
大震災1年:がれき受け入れ「国に不信感、説明必要」 県、改めて慎重姿勢 /徳島‐毎日jp

徳島県の坂東敏行・環境総局長が議会で答弁した内容も紹介されていました。

徳島県のHPにも県民からの質問(批判)とその回答を紹介しています。

これを読むと実にわかりやすいのです。



ご意見
登録・更新日:2012-03-15
60歳 男性
タイトル:放射線が怖い? いいえ本当に怖いのは無知から来る恐怖
 東北がんばれ!!それってただ言葉だけだったのか?東北の瓦礫は今だ5%しか処理されていない。
東京、山形県を除く日本全国の道府県そして市民が瓦礫搬入を拒んでいるからだ。
ただ放射能が怖いと言う無知から来る身勝手な言い分で、マスコミの垂れ流した風評を真に受けて、
自分から勉強もせず大きな声で醜い感情を露わにして反対している人々よ、恥を知れ!!
徳島県の市民は、自分だけ良ければいいって言う人間ばっかりなのか。
声を大にして正義を叫ぶ人間はいないのか? 情け無い君たち東京を見習え。



回答
 【環境整備課からの回答】
 貴重なご意見ありがとうございます。せっかくの機会でございますので、徳島県としての見解を述べさせていただきます。
 
 このたびの東日本大震災では,想定をはるかに超える大津波により膨大な量の災害廃棄物が発生しており,
被災自治体だけでは処理しきれない量と考えられます。

 こうしたことから,徳島県や県内のいくつかの市町村は,協力できる部分は協力したいという思いで,国に対し協力する姿勢を表明しておりました。

 しかしながら,現行の法体制で想定していなかった放射能を帯びた震災がれきも発生していることから,その処理について,
国においては1kgあたり8000ベクレルまでは全国において埋立処分できるといたしました。
(なお,徳島県においては,放射能を帯びた震災がれきは,国の責任で,国において処理すべきであると政策提言しております。)

 放射性物質については、封じ込め、拡散させないことが原則であり、その観点から、東日本大震災前は、
IAEAの国際的な基準に基づき、放射性セシウム濃度が1kgあたり100ベクレルを超える場合は、特別な管理下に置かれ、低レベル放射性廃棄物処分場に封じ込めてきました。(クリアランス制度)

 ところが、国においては、東日本大震災後、当初、福島県内限定の基準として出された8,000ベクレル(従来の基準の80倍)を、その十分な説明も根拠の明示もないまま、広域処理の基準にも転用いたしました。
(したがって、現在、原子力発電所の事業所内から出た廃棄物は、100ベクレルを超えれば、低レベル放射性廃棄物処分場で
厳格に管理されているのに、事業所の外では、8000ベクレルまで、東京都をはじめとする東日本では埋立処分されております。)

 ひとつ、お考えいただきたいのは、この8000ベクレルという水準は国際的には低レベル放射性廃棄物として、厳格に管理されているということです。

 例えばフランスやドイツでは、低レベル放射性廃棄物処分場は、国内に1カ所だけであり、しかも鉱山の跡地など、
放射性セシウム等が水に溶出して外部にでないように、地下水と接触しないように、注意深く保管されています。

 また、群馬県伊勢崎市の処分場では1キロ当たり1800ベクレルという国の基準より、大幅に低い焼却灰を埋め立てていたにもかかわらず、
大雨により放射性セシウムが水に溶け出し、排水基準を超えたという報道がございました。

 徳島県としては、県民の安心・安全を何より重視しなければならないことから、一度、生活環境上に流出すれば、
大きな影響のある放射性物質を含むがれきについて、十分な検討もなく受け入れることは難しいと考えております。

 もちろん、放射能に汚染されていない廃棄物など、安全性が確認された廃棄物まで受け入れないということではありません。
安全な瓦礫については協力したいという思いはございます。

 ただ、瓦礫を処理する施設を県は保有していないため、受け入れについては、施設を有する各市町村及び県民の理解と同意が不可欠です。

 われわれとしては国に対し、上記のような事柄に対する丁寧で明確な説明を求めているところであり、県民の理解が進めば、
協力できる部分は協力していきたいと考えております。


 (※3/13に公表しておりました回答文に、配慮に欠ける表現がありましたので、一部訂正して掲載いたします。)

目安箱 徳島県
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野田首相「被災地がれき処理は全国民が当事者」と。 じゃあ、政府はどうなの?

2012-03-15 12:33:26 | 腹立たしい
       大震災から11ヶ月経ってからやっと復興庁をたちあげた政府。政府に当事者意識はあったのでしょうか?

「全国民が当事者」=がれき処理に協力呼び掛け―野田首相(時事通信) - goo ニュース


野田佳彦首相は14日の首相官邸のブログで、東日本大震災からの復興の妨げとなっている大量のがれきについて、「被災地だけでは処理できない。全ての国民が『当事者』という前提で考えていただきたい」と、広域処理への協力を呼び掛けた。



震災から1年も経ってからノロノロと重い腰を上げ出した野田首相。

「当事者」って・・・・

そこまで言うなら、野田首相に同じ言葉を返したい。


今まで当事者意識で復興に取り組んできたの?ってね。


「あんたに言われたくないわぁ」です。


 
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「義捐金は思いやりの結果で感謝を得る目的ではない」 台湾外交部長さんの有り難いお言葉

2012-03-15 10:54:08 | つぶやき
台湾行政院長 「非常に遺憾」(産経新聞) - goo ニュース

【台北=吉村剛史】東日本大震災一周年追悼式典で台湾の代表が指名献花から外されたことを受け、陳冲行政院長は13日の立法院本会議で「事実であれば非常に遺憾だ」と述べた。

 楊進添外交部長は「野田佳彦首相の新聞寄稿などで日本の謝意は伝わっている。義援金は思いやりの結果で感謝を得る目的ではない。(日台)関係は花束一つで揺るがない」と答弁した。




「義捐金は思いやりの結果で、 感謝を得る目的ではない」

と言う台湾楊外交部長さん。


なんという有り難いお言葉でしょう。

なんという大人の対応でしょう。


気に入らなければ、すぐ嫌がらせをし、

すぐ仕返しをする、

そんな中国とは比較にならないほど民意の高さ。


こんな国とお友達になりたい。

こんな国と親しくしたい。

こんな国と末永くお付き合いしたい。


そう思うのが人情というもの。


そう思わない政府民主党は

感謝を知らず、

恩義を知らず、

当然思いやりも知らず


ただただ知っているのは

恫喝にひれ伏す

情けなく、

損得勘定で物事を判断する処世術。

それも中途半端だから、たちが悪い。


物事の判断基準は選挙で勝てるかどうかという政党だから

今回の台湾に対する対応もなんとなくうなづける。





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アンカー 青山繁晴 2012年3月14日-4

2012-03-15 09:11:19 | 動画
アンカー 青山繁晴 2012年3月14日-4
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