気になる事  blueのためいき

日々気になる事を記します。共感してくださる方もそうでない方もちょっと立ち止まって考えて頂ければ、うれしいです。

野田首相のがれき発言、橋下市長が絶賛  そこまでおだてなくても・・・。

2012-03-12 16:16:33 | つぶやき
東日本大震災 首相がれき要請 橋下市長が絶賛(産経新聞) - goo ニュース

 橋下徹大阪市長は12日、野田佳彦首相が被災地のがれき処理について、災害廃棄物処理特別措置法に基づいて都道府県に受け入れを要請する意向を示したことについて、「すごい覚悟を持たれた決断。こういうことができれば、首相の支持率は一気にうなぎ上りに回復する」と評価した。

 震災がれき処理を前向きに検討している橋下市長は「平時は地方分権をしっかりやり、緊急状況では国がしっかり指揮命令系統を持つことが重要」と指摘。「首相は『決定できる民主主義』をやろうとされている。一身に批判を受けることになるが、これが本来の政治だ」と期待を寄せた。





相変わらず軽いですね。


そんなに野田首相の被災地のがれき処理要請が

「すごい覚悟をもった決断」なんですか?

この特措法は7ヶ月も前に施行されたものですよ。


そして震災から1年も経ってからの表明。


遅すぎです。


絶賛するほどでもないと思いますよ。


軽く、お調子者の橋下市長の性格が顕著に出たコメントですね。


橋下さんの発言は計算ずくだそうですが

なんか、企んでいるのでしょうか。





コメント (1)
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石川県知事が被災地のがれき処理について国を批判

2012-03-12 15:26:32 | 同感


東日本大震災の被災地のがれき処理を巡り、谷本正憲知事は6日、がれきの焼却灰を埋め立て処分する際の放射性物質の基準が、従来の原発解体関連の廃棄物の基準よりもはるかに高いことを挙げ、「ダブルスタンダードではないか。これでは住民は納得しない」と語り、不信感をあらわにした。【横田美晴】

 環境省は震災がれきの焼却灰などを、一般廃棄物として自治体が処分場に埋め立てる際の基準を、放射性セシウム1キロ当たり8000ベクレル以下とした。しかし、原発を解体する際に発生する廃棄物についての従来の基準は同100ベクレル以下。このため、基準の曖昧さを不安視する声が全国で上がっている。




原発事故以来、政府は基準値を

暫定基準値と言い、都合よく引き上げています。



原発事故前は、放射性セシウムなら100ベクレル/kg以下は一般廃棄物で埋め立てる事が出来ました。


ところが事故後、8000ベクレル/kg以下を埋め立て可能と言っています。


これは以前なら放射性廃棄物として処分方法に制約があったはずです。


谷本石川県知事はその事を6日前の県議会で

「ダブルスタンダードだ。住民は納得しない」と言ったのです。

これは当たり前の考えです。


これこそ住民の立場に立って物事を考えていると言えるでしょう。



石原都知事や橋下市長は受け入れ表明し、反対運動の市民を批判していますが

都民や府民の皆さんはこの事に納得できているのでしょうか。



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震災によるがれき処理  「災害廃棄物処理特別措置法」って7ヶ月も前に公布、施行されています

2012-03-12 14:09:43 | つぶやき
日本人の国民性が試されている…広域処理で首相(読売新聞) - goo ニュース

 野田首相は11日、東日本大震災1年を受けて首相官邸で記者会見し、震災で生じたがれきの広域処理を推進するため、岩手、宮城、福島3県を除く都道府県に、昨年8月に成立した災害廃棄物処理特別措置法に基づき、文書で協力を要請する考えを表明した。

 同法は、国が災害廃棄物処理で地方公共団体に協力要請できると定めている。首相は「広域処理で国は一歩も二歩も前に出て行かなければならない。日本人の国民性が試されている」と強調。週内に関係閣僚会議を設置することや、がれきを原材料として活用できるセメント、製紙業界などにも協力拡大を要請する方針も示した。

 復興交付金配分などを巡り、被災地から復興庁への批判が出ていることについては、見直すべき点を整理して対応するよう平野復興相に指示する考えを示した。




野田首相は被災地の復興を真剣に考えているのでしょうか。


特措法が公布、施行されたのは昨年8月18日です。

真剣に考えているのならなぜもっと早く各都道府県に要請しなかったのでしょう。


それなのに自分の行動の遅さを棚に上げて

「国民性が試されている」とは。

この発想が信じられません。

反対運動をする人達を非国民だとでも言いたいのでしょうか。

まるで脅しにも取れる言い方です。


なぜ、被災廃棄物受け入れ拒否の運動が湧き上がっているのか

その理由を考えた事がないのでしょうか。


ハッキリ言って政府が信じられないというのも一因です。


疑っている住民を納得させるには、

瓦礫の放射線量の計測値を示し、関東以西の空間線量と変わらないこと。

瓦礫を焼却した場合排ガスはどうなのか

焼却灰の放射線量がどうなのか、等々数値で示すべきではないでしょうか。


その上で排ガスや焼却灰の線量が上がった場合どうするか。

瓦礫の下部の放射線量は高い可能性もあるのでその場合どうするのか。


その他受け入れる側の住民が危惧している事を説明する責任が国にはあります。


それらの説明もなしに受け入れ反対の住民を批判するのもどうかと思います。


瓦礫の表面にガイガーカウンターを近づけて「問題ない」とはあまりにも乱暴です。


またセメントや製紙にも利用してもらいたいとのことですが

民間が入れば、即儲け話になります。

補助金目当てで、放射能汚染ブロックが全国に出荷され

日本全国汚染地域にならないか心配です。


「風評被害」「絆」・・・・。

これらの言葉を都合よく使うのはどうかと思います。



私は「市民活動家」と言われる人は嫌いです。

しかし、この放射能汚染については右も左も関係ありません。


放射能汚染をこれ以上拡散してはいけません。

未来ある子供たちを放射能に晒してはいけないのです。


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