リオ+20 環境分野、1万人派遣 玄葉外相表明 途上国支援4800億円(産経新聞) - goo ニュース
【リオデジャネイロ=天野健作】ブラジル・リオデジャネイロで開かれている国連持続可能な開発会議(リオ+20)で20日夜(日本時間21日)、玄葉光一郎外相が日本政府代表として演説した。環境の分野で発展途上国の人材を育てる「緑の協力隊」構想を明らかにするとともに、再生可能エネルギーの普及と防災の2つの点で、途上国に計60億ドル(約4800億円)の資金を拠出することを約束した。
この会議で提唱している「グリーン経済」への移行のため、玄葉外相は「環境政策立案や環境技術のための人づくりが何より重要だ」と強調。その上で、途上国に日本の技術者などを派遣する約1万人の緑の協力隊を編成すると同時に、日本が技術を持つ再生可能エネルギーの普及のため3年間で30億ドルを支援することを明らかにした。
東日本大震災の経験から「防災の大切さ」にも言及。経験や知識を共有するため来月に世界防災閣僚会議を東北で開くことや、防災の分野でも別に3年間で30億ドルの途上国支援を表明した。
さらに、「持続可能で、強靱(きょうじん)なまちを世界各地につくる」と主張。リサイクルや優れた省エネ技術を使った地球に優しい「環境未来都市」のモデル都市づくりを日本で進めていることを説明し、途上国から年間100人の都市開発経験者を招聘(しょうへい)すると述べた。
民主党政権になってから海外への資金援助が多いように思いますが
どうなんでしょう。
海外に行けば、巨額の資金援助。
海外、特に発展途上国からの要人が訪日した時も資金援助。
自民党政権よりも少ないのかもわかりませんが、
この不景気、このデフレの時代、そして東日本大震災に原発事故です。
そして財源が足らないとの理由での消費税率引き上げです。
こんなに国内財源がひっ迫しているのにこの大盤振る舞い。
あまりにも気前が良すぎじゃないでしょうかね。
発展途上国の資源を輸入する為や、
日本企業の進出には資金援助も必要なんでしょう。
ですから長い目で見れば、先行投資になるとは思いますが
どうもやっぱり「ばら撒き」って印象が強いです。
国内の経済がいい時代ならこれで良いと思いますが
失業率の高さやGDP低下の今、どうしても気になってしまうのです。
因みに民主党政権下では海外資金援助の合計額が約22兆円です。
鳩山内閣では
アフガン復興支援 4,500億円、メコン川改修支援 5,000億円
インドネシア円借款 360億円、IMFへの資金支援 8兆円
パキスタン支援 1,000億円、途上国支援 4900億円
中国毒ガス処理 1兆円、 途上国温暖対策 8,000億円
合計 113,760億円
菅内閣では
アフガン支援 4,500億円、途上国生き物支援 1,600億円
合計 6,100億円
野田内閣では
韓国スワップ支援 5兆3600億円、 ASEAN支援 2兆円
中国支援 8,000億円、 インド支援 8,000億円
チュニジア支援 211億円、 メコン河整備支援 6,000億円
ミャンマー債権放棄 3,000億円
途上国へ 1,600億円(今回3年間で4,800億円ですので)
合計 10兆411億円
総合計 22兆271億円
多いと思うのか、こんなものだと思うのか・・・・。
皆さんはどう思われますか?