昨日の関西テレビ「アンカー」で青山さんのメタンハイドレートの説明についてちょっと疑問点がいくつかありました。
・和歌山県の熊野灘、太平洋側は本来海底深くに砂と混じり合っているメタンハイドレートが多い。
・白い塊、つまり結晶状純度の高い塊のハイドレートも見つかっている。
・今までの石油工学では、そういうものを取り出しにくいので、積極的に塊もあるという事が伝えられていない。
・自由な立場の私たちが、ご自分の理念を持っている仁坂知事と連携してここの基礎的な調査を、まず始めようとしている。
・この実在も、まだ確認できてません。僕らの調査まだやってませんから。だからあくまで、調査が始まるっていうだけ。
・この事が今までの、太平洋側にはこれしかないんだっていう思い込みを、正していくことにも繋がる。
との青山さんのお話でした。
今まで取り出しやすいメタンハイドレートは日本海側だけにあると思っていました。
そう、太平洋側のは砂と混ざり合っているので実用化が難しいと。
でも昨日の青山さんの話では熊野灘(殆ど三重県ですが)にもあるから
和歌山県と連携して調査を始めようとしているとの事。
で、太平洋側である「熊野灘では結晶状の純度の高い塊状態のハイドレートが見つかっている」と言い切っていますが、
「調査が始まっていないので、熊野灘ではハイドレートの実在が確認できていない」と言っているんですよね。
う~ん、もしかしたら熊野灘には無いかもわからないって事?
どっち? よくわからないですね。
熊野灘と言えば、経産省の委託で2月から掘削作業を開始している渥美半島沖に近いです。
日本海側と違い太平洋側は海底深いところにあると聞いたような・・・。
http://blog.goo.ne.jp/ta6323blue/e/97e7c88e5e411e9d61a4a3d2efd15969
http://blog.goo.ne.jp/ta6323blue/e/e0ca6a2afa15ef263fd8d451cd4aae03
だから、思い込みしてはいけないって事になるのでしょうか。
でもやっぱり採掘し易い日本海側から開発していくべきだと思います。
今の日本にはあれやこれやと試掘している時間的余裕がないと思うんです。
脱原発が強く叫ばれているのですから、一日も早い実用化となると
どうしてもまずは日本海側からって思ってしまします。
ですから試掘してすぐにでも採掘、実用化につなげてもらいたいのです。
今、脱原発が叫ばれ、市民団体のデモ活動や過激な抗議活動も行われています。
で、原発ゼロになった時すぐに失業するのは原発関連の仕事をしている人たちです。
電力会社の下請けや周辺の民間の飲食宿泊施設で働いている方の雇用も考えると
やはり早い実用化が期待される日本海側から開発していくべきだと思います。